[24日 ロイター] - 米国債利回りの上昇や米連邦準備理事会(FRB)の量的
金融緩和縮小計画に対する懸念を背景に、東南アジアの株式市場ではこのところ、インド
ネシアを中心に外国人投資家による売り越しが続いている。
インドネシア株式市場 では6月1日─21日に海外資金がネットで19億5
000万ドル流出し、21日に終わった1週間の外国人の売り越し額は4億9500万ド
ルに達した。
タイ株式市場 の先週の流出額はネットで4億ドルで、1─21日の売り越し
額は14億6000万ドルとなっている。
アナリストによると、海外勢は5月の最終週以降、主として米ドルキャリー取引の巻
き戻しや海外投資の回収から、東南アジア株の利益確定売りを進めている。
海外勢の買い越し(カッコ内は売り越し)
(単位:百万米ドル)
MTD* June 17-21 May YTD* 2012
Malaysia (971) (284) 1,268 4,815 n/a
Thailand (1,461) (400) (169) (2,188) 2,506
Indonesia (1,948) (495) (36) 8 1,636
Philippines (338) (43) 462 1,745 2,693
Vietnam (34) (36) 61 214 60
MTDは月初来
YTDは年初来
出所:トムソン・ロイター、各証券取引所