September 19, 2013 / 4:40 PM / 5 years ago

円が対スイスフランで急落し23年ぶり安値、米FRBの緩和縮小見送り受け安全通貨に売り

[ロンドン 19日 ロイター] - 19日の外国為替市場で、円が対スイスフランで急落し23年ぶりの安値をつけた。前日に米連邦準備理事会(FRB)が予想に反して緩和縮小を見送ったことを受け、安全資産とされる通貨に売りが出ている。

円/スイスフラン は109.37円となり、円は対スイスフランで前日比1.8%下落した。

米FRBは前日、月額850億ドルの資産買い入れを当面継続する方針を決定。米FRBによる低金利の資金が潤沢に供給される状況が当面は続くことから、高リスク資産や高金利通貨などに資金が流れた。

こうしたなか、安全通貨とされる円はドル を含めた主要通貨に対し下落。対ユーロ では3年半ぶり安値、対英ポンド では159.98円と、4年ぶり安値を付けた。

円と同様に安全通貨とされるスイスフランに対して特に大きく値を下げたことについて、クレディ・アグリコルの外為ストラテジスト、アダム・メイヤーズ氏は、「スイスフランが上昇したというよりは、むしろ円がアンダーパフォームしたと考えられる」と指摘。「円資産からの資金流出が、スイスフラン資産からの流出を上回ったもようだ。リスク資産に対する買いが膨らむなか円は圧力にさらされ続け、これが円が絡むクロス取引に反映されると見ている」と述べた。

アナリストの間では、日本の国内投資家が海外の高利回り資産に投資意欲を持っていることから、円は圧力にさらされ続けるとの見方が出ている。

スタンダード・チャータードのG10外為戦略部門責任者のネッド・ランペルティン氏は、「米FRBの政策をめぐる不透明感が払しょくされた今、日本からの資本流出は加速すると見ている」と述べた。

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