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UPDATE 2-ECB、マイナスの中銀預金金利を「非常に真剣に」検討=クーレ専務理事
2014年2月12日 / 15:47 / 4年後

UPDATE 2-ECB、マイナスの中銀預金金利を「非常に真剣に」検討=クーレ専務理事

(内容を追加しました)

[フランクフルト 12日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のクーレ専務理事は、ユーロ圏全体により均一に資金が回るようECBの中銀預金金利をマイナスに引き下げることは「可能性が大いにある選択肢」との見方を示した。

同氏はマイナスの中銀預金金利について、ECB内で「非常に真剣に検討している」選択肢だと述べた。

ただ「期待し過ぎるべきではない」とも付け加えた。ロイターのユーロ圏サミットで語った。

物価情勢について同氏は「ユーロ圏でデフレは確認されていない」と指摘。「低インフレ状態で、緩やかだが2%に再び上昇しつつある」と述べた。

同氏は、インフレ率がどの程度の低さまでなら、副作用を起こさずに済むのかについてECB内で議論されたと指摘。「まだその段階ではないが、そうしたシナリオを引き起こす恐れがあるネガティブなショックにわれわれは警戒し、反応できるようにする必要がある」と述べた。

需要の弱含みが低インフレの主要因となった可能性があると同氏は分析したが、ユーロ圏で総需要が上向きつつあるとの認識も示した。

同氏は、金融政策の指針「フォワードガイダンス」について、特定の数値基準などと結びつける考えに否定的な立場だ。

ドラギ総裁は先週、2016年の見通しを含む新たな情報と分析が3月上旬には入手可能になると述べ、3月緩和に対する市場の警戒感を強める格好となっている。

クーレ氏は「スタッフ予想と理事会の決定に機械的な関連性はない。ユーロ圏経済で確認されるさまざまな動きに関するわれわれの理解によるところが大きく、こうした動き自体が複雑だ」と述べた。

新興国市場の動揺について同氏は「これまでのところ、ユーロ圏への大きな波及効果はみられず、慎重ながらも楽観的な見方を持つ根拠となっている」と話した。

また同氏は、域内行の資産査定(AQR)に伴い、各行の資産圧縮が促される恐れもあると指摘した。

そのうえで、各行が融資の縮小でなく、資本増強で資産状況を整えることが望ましいとの考えも示した。

さらにドイツ憲法裁判所が、ECBの無制限債券買い入れ策(OMT)について、金融政策の責務を超え、財政ファイナンス禁止に抵触する恐れがあると指摘したことを受け、同氏はOMTは引き続き利用可能との認識を示した。

同氏は「OMTの状態は変わっていない。利用できる準備が整っているが、当面使うことが必要となる可能性は相当低いだろう」と述べた。

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