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為替こうみる:「リーマン前夜」になる不安、金融収縮による円高も=東海東京証券 斎藤氏
2014年3月14日 / 02:27 / 4年前

為替こうみる:「リーマン前夜」になる不安、金融収縮による円高も=東海東京証券 斎藤氏

[東京 14日 ロイター] -  

<東海東京証券 チーフエコノミスト 斎藤満氏>

クリミア半島での住民投票をめぐる情勢の緊迫化と、中国が景気減速下にもかかわらず民間債券のデフォルトを許容する姿勢を打ち出したことが、金融市場に混乱をもたらすことへの不安が高まっている。

クリミアの住民投票をめぐり、米国がロシアに対して制裁を発動するような事態に至れば、金融の収縮につながるだろう。  また、経済が悪い中で、中国がシャドーバンキング(影の銀行)の監視強化にとどまらず、デフォルト容認姿勢まで打ち出したこともリスク要因だ。今後、当局が過剰な債務をどのようにハンドリングするのか、不透明感が残る。

金融市場ではこうしたリスク要因がトリガーとなって「リーンマン・ショック前夜」になりかねないとの懸念が広がっており、リスク回避のセンチメントを深めている。

こうした環境の下では、資金が米国に還流し、ドル高・米国債高をもたらす一方で、円も買い戻されやすい。

また、リスク資産圧縮の一環として、日本株売り/円売りヘッジの巻き戻しという円高の経路もある。

4月には日米首脳会談も控えているが、これが新たなリスクファクターとなる可能性があるため、ドル/円では下値リスクに警戒が必要だろう。

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