April 23, 2014 / 3:57 AM / 5 years ago

東京外為市場・正午=株伸び悩みドル/円軟調、豪ドルは予想下回るCPIで急落

[東京 23日 ロイター] -   
  
         ドル/円   ユーロ/ドル   ユーロ/円 
 正午現在   102.50/52  1.3814/18  141.60/64
 午前9時現在 102.62/64  1.3805/09  141.68/72
 NY午後5時 102.61/63  1.3804/06  141.63/67
    
    正午のドル/円 は、前日のニューヨーク市場午後5時時点に比べてややド
ル安/円高の102円半ば。日経平均株価 が伸び悩むとドル買いポジションの縮
小が進んだ。オーストラリアの消費者物価指数(CPI)の伸びが市場予想に届かなかっ
たことで、豪ドルは主要通貨に対して急落した。
    
    <豪ドルは2度下落>
    
    午前のマーケットでは豪ドルの急落が顕著だった。正午までに対円 では9
5.34円まで下落し、朝方の高値96.24円からの下げ幅は1円に迫った。豪州の第
1・四半期CPIの伸びが市場予想に届かず、嫌気された。
    CPIの直後に発表された4月のHSBC中国製造業PMI速報値は48.3となり
、市場予想に一致。PMIに期待していた向きも豪ドルのロングポジションを落とし、豪
ドルは再び下落した。
    
    オーストラリア連邦統計局が発表した第1・四半期のCPIは、豪州準備銀行(RB
A、中央銀行)のトリム平均値CPIが前期比0.5%上昇、市場予想0.7%を下回っ
た。前年比では2.6%上昇し、こちらも予想の2.9%を下回った。
    総合指数に相当するオールグループは前期比0.6%上昇で、市場予想の0.8%上
昇を下回った。前年比では2.9%上昇し、予想の3.2%上昇を下回った。
    市場では、前年比の伸び率が豪中銀のインフレターゲットである2―3%の上限を上
抜ければ豪中銀の年内の利上げ観測が浮上するとされていたが、こうした期待は裏切られ
た。
    あおぞら銀行・市場商品部の諸我晃為替マーケットメイク課長は、豪州CPIへの期
待が先行して豪ドルは前日上昇していたが、きょうのCPIを受けて上昇分が一気に剥げ
落ちたとの見方を示す。
    
    <ドル/円、102円後半では上値重い>
        
    ドル/円は軟調に推移した。日経平均の堅調推移で102.70円まで強含んだが、
102.70円を上回る水準では売りが観測され、上値を抑えられた。中国PMI後に日
経平均が伸び悩むとドル買いポジションの縮小が進んだ。
    
    ドル/円は102円後半で上値を抑えられる展開が続いている。大手信託銀の関係者
は「もうちょっと明確にドル/円が上に行くには、米金利が上がる材料が必要」とみてい
る海外市場では、米10年債利回り が伸び悩み、明確な方向感は出なかった
。
    
    きょうはオバマ米大統領が来日する。日米首脳会談があす開かれるが、各種報道では
TPPをめぐって大筋合意に至るのは困難な情勢とされている。前出の関係者は「もし合
意すると盛り上がりがあると思うが、現時点ではあまり期待せずに待っている感じだ」と
話す。

 (和田崇彦)

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