May 2, 2014 / 1:47 AM / 5 years ago

スコットランド、独立なら格付けは「A」の公算=ムーディーズ

[ロンドン 1日 ロイター] - 格付け機関ムーディーズ・インベスターズ・サービシズは1日、9月18日に行われるスコットランドの住民投票で英国からの独立が決まった場合、スコットランドの格付けは投資適格級の「A」になる公算が大きいと表明した。

金利は英国に比べて高水準となる可能性があるという。

独立を想定し、具体的な格付けの可能性を明らかにしたのは、主要格付け会社でムーディーズが初めて。

世論調査では、独立反対派が若干優勢となっている。

ムーディーズは「独立後の取り決めには多くの不確定要素が存在するが、当初は『A』の格付けとなる可能性が最も高い。ただ、ダウンサイドリスクがある」と述べた。

「A」の格付けには、ポーランド、チェコ共和国、メキシコが含まれる。英国の格付けは「Aa1」。

ムーディーズのアナリスト、サラ・カールソン氏は、独立後の金利について、ロイターに「スコットランドの市場プレゼンスが確立していないことから、金利は英国より高くなると考えるのが妥当」と述べた。

そのうえで、新政権に対する市場の信頼度が上がり、財政問題への取り組みがみられれば、格上げも期待できる可能性があると付け加えた。

ただムーディーズは、住民投票後に英国政府との交渉が難航すれば、当初の格付けが投機的等級(ジャンク債)になる可能性もあると指摘。深刻な意見対立が生じれば、英国の格付けも1─2段階引き下げられる可能性があると述べた。

争点の1つに、スコットランドが使用する通貨の問題が挙がっている。スコットランド議会第1党のスコットランド民族党はポンドの使用を希望しているが、英国の主要政党は反対している。

ムーディーズは、英国とスコットランドが通貨同盟を結べば、英国の格付けが引き下げられるリスクが若干生じるが、同盟が実現する可能性は低いとしている。

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