Reuters logo
株式こうみる:「巨大運用機関」の買い参戦を評価=BNPパリバ証 丸山氏
2014年5月22日 / 05:22 / 3年後

株式こうみる:「巨大運用機関」の買い参戦を評価=BNPパリバ証 丸山氏

[東京 22日 ロイター] -

<BNPパリバ証券 日本株チーフストラテジスト 丸山俊氏>

かんぽ生命による日本株買い増しが報じられた。飛びつくような材料ではないものの、生損保各社が軒並み日本株投資に保守的ななかで、規模の大きなかんぽ生命の異なる動きは評価できる。

外国人ファンドマネージャーのなかには、日本語のまま「ゆうちょ」や「かんぽ」を理解している者もおり、巨大な資金運用機関というイメージを持っている。GPIFの日本株運用比率の引き上げと合わせ、国内勢が日本株を買い始めるという印象を外国人投資家に与えるだろう。

日本郵政グループは、GPIFに次ぐ改革のターゲットだ。民営化が進み、今後上場を成功させるためには、収益性の改善が必要不可欠。これまでの単純な貯蓄機関から、貸出ビジネスやアフラックと提携した保険などの分野で収益性を上げなければならない。

その中でバランスシートの片側が国債で8─9割を占めるという状況は好ましくない。今後の経営や取り巻く環境などを考えると、資産サイドと負債サイドを同時に変えていかなければならず、今回の日本株比率の拡大は資産運用に前向きになっている証左だ。

日本株は日経平均1万4000円を下値めどに底堅さを維持しているが、最近の動きをみる限り、追加緩和を必要としていることがうかがえる。黒田日銀総裁の強気な発言にはそれほど反応しなくなったものの、すでに後退した追加緩和期待が再び戻ってこない限り、株価の本格的な上昇は難しいだろう。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below