August 25, 2014 / 2:17 AM / 6 years ago

為替こうみる:ドル資産への資金流入がドル高基調を支援=FPG証券・深谷氏

[東京 25日 ロイター] -

<FPG証券 代表取締役 深谷幸司氏>

足元のドル/円相場の上昇については、先々週、約半年に及ぶもちあい相場を脱しテクニカルに上昇を見込む投機筋が増えていたこと、米国と日本のファンダメンタルズ格差が最近の経済指標によって広がったこと、地政学リスクがやや後退したことなどが背景とみられる。

円に関しては、消費税率引き上げ後の反動からの持ち直しがやや芳しくない。消費増税や円安によってインフレ率は上昇しているが、需給がタイトになったことによる上昇がメーンではない。

ユーロでは円よりもさらに、米国とのファンダメンタルズの格差が際立ち、ユーロ先安観/ドル先高観が強まっており、ドル全面高を加勢している。

この間、米長期債利回りは低位安定しているにも関わらずドルの堅調ぶりが際立っているが、これは、グローバルな投資家の資金フローがドル資産へ向かっているためだと考えられる。ドル資産内では株式から債券へと資金が動いている結果として、米債利回りが低位安定しつつ、ドルが堅調になったと解釈できる。

欧州では、イタリア、スペインなど高金利国債の利回りが大幅に低下して米国債にほぼ並んだ。同じ利回りであれば、信用力が高い米国債に資金が流入してもおかしくはない。

ドル高/円安基調は継続するとみられるが、このまま一本調子で104円台が定着できるかは、なお予断を許さない。現時点では、102円割れの可能性が低下し、103円割れが押し目買いの水準となった、といったところまでだろう。

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