September 3, 2014 / 9:53 AM / 5 years ago

中国の百度、GPS機能を応用した新広告サービスを提供

[北京 3日 ロイター] - 中国ネット検索大手の百度(バイドゥ) は3日、小売店の近くにいる消費者のスマートフォンに広告を配信することを可能にする位置情報サービスの提供を開始した。新サービスは位置情報機能(GPS)を応用したもので、バイドゥは今後の成長に期待している。

バイドゥはこれまで、パソコンによる検索時の表示広告で収入の大部分を得ており、中国で成長しているモバイルインターネットの分野では競合する騰訊控股(テンセント・ホールディングス) に比べ出遅れていた。

バイドゥは中国で電子商取引が大きく伸びていることから、GPSで消費者のいる場所をリアルタイムで把握することで、広告収入を飛躍的に増やすことができる可能性があると見ている。中国政府の統計でも、移動体端末からのネットアクセスはパソコンよりもモバイル端末からのほうが多い。

バイドゥのロビン・リー最高経営責任者(CEO)は新サービスの発表記者会見で「携帯電話やスマートフォン等の移動体端末の普及で、消費者行動は変化しつつあり、新たな事業機会が生まれている」と指摘した。

新サービスでは、小売事業者とアプリ開発業者にツールキットを提供、オンライン対オフライン(O2O)で作動するアプリケーションを構築することで、周辺の店舗や飲食店にいる見込み客のスマートフォンに販促コンテンツやオンライン広告を配信することが出来るようになる。

バイドゥは、フィンランドのソフトウエア会社インドアアトラスに少数株主として1000万ドル投資したことも公表した。同社は、金属資材の影響でGPS補足が困難な屋内での追跡を可能にする独自技術を持っている。

バイドゥがこうした位置情報サービスを進めることで、同社がテンセント・ホールディングスや中国の電子商取引大手アリババ・グループ・ホールディング と競合関係にあることが鮮明になりつつある。

バイドゥは先週、中国の不動産大手、大連万達集団(ワンダ・グループ)とテンセント・ホールディングスと共同で資本金50億人民元(8億1300万ドル)の合弁会社を設立、ワンダ・グループが運営する商業施設でO2Oサービスの提供を始めると発表している。

バイドゥはウェアラブル端末にも食指を伸ばしつつある。3日の会見では、組み込まれたカメラで被写体の画像を取得し、そのデータをスマートフォンと同期することができる「Baidu Eye」が展示されていた。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below