October 24, 2014 / 1:21 AM / 6 years ago

為替こうみる:FOMC出口戦略はマイルド、ショック想定せず=シティ 尾河氏

[東京 24日 ロイター] -

<シティバンク銀行 シニアFXマーケットアナリスト 尾河眞樹氏>

米株価の大幅上昇で米金利も反発し、ドルが少し持ち直している。ただ、明確に相場をけん引する材料が出ているわけでもなく、このまま一方的に上昇していく地合いでもない。市場の関心は、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)にシフトしている。

今回のFOMCで予定通りテーパリング(量的緩和の縮小)完了というのがメーンシナリオだが、タカ派と目されたセントルイス連銀のブラード総裁が先送り検討の必要性に言及しており、市場はやや疑心暗鬼になっている面がある。

フォワードガイダンスにおいて、実質ゼロ金利を「相当な期間」維持するとしている文言を削除か、あるいは変更するかも注目点となる。

テーパリングを予定通り完了し、「相当な期間」の文言の削除、変更があれば、米金利やドル/円にとっては支援材料となる。国際通貨基金(IMF)による世界経済見通しの引下げやFOMC議事要旨でドル高への懸念が示されていたことで米金利が急落した動きが、持ち直してくるだろう。

金利が急騰すればリスクオフになりやすいが、その可能性は極めて低いとみる。FOMCの出口戦略は、償還を迎える国債を再投資するなどして流動性を維持しつつ、金利を上げていく極めてマイルドな手法だ。仮に米2年債利回りが急騰する局面があったとしても、米10年債利回りが急上昇しなければ、長期金利上昇でリスクオフとなった昨年のバーナンキショックのような事態に陥る可能性は低いだろう。

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