November 19, 2014 / 6:22 AM / 4 years ago

東京外為市場・午後3時=ドル117円前半で堅調、日銀総裁会見に注目

[東京 19日 ロイター] -  
         ドル/円   ユーロ/ドル   ユーロ/円 
    午後3時現在 117.28/30 1.2523/27 146.88/92
    正午現在   117.13/15 1.2520/24 146.66/70
  午前9時現在 116.87/89 1.2530/34 146.45/49
  NY午後5時 116.83/85 1.2535/37 146.53/57

    午後3時のドル/円 は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル
高/円安の117円前半だった。黒田東彦日銀総裁の会見に注目が集まる中、ドルはしっ
かりした日経平均株価 を眺めて117.42円まで上昇。7年1カ月ぶりの高値
をつけた。
    
    ドルは朝方から116円後半で底堅く推移。日経平均がプラス圏で寄り付くと、一時
7年1カ月ぶりの高値117.24円まで上伸した。7─9月期国内総生産(GDP)や
首相の増税延期、衆院解散の表明といった「噂で買って事実で売る」ようなイベントを通
過してもドル売りの流れが大して強まらなかったとして「ドルの底堅さが再認識され、買
い戻しの動きが出ている」(国内証券)との指摘があった。
    
    仲値公示を挟んで、日経平均株価がプラス幅を縮小すると、ドルも弱含んだ。輸出企
業の売りも散見されたとされ、一時116.89円まで下押しされた。ただ、短期筋のド
ル買い意欲は継続しており、午後2時にかけてはじり高の展開に。午前につけた高値を更
新し、117.42円まで買い進まれた。
    
    日銀はこの日の金融政策決定会合で、前回10月31日の追加緩和で決めた政策の維
持を賛成8・反対1の賛成多数で決めた。ドル/円は発表直後に利食いが入ったが、現状
維持は予想通りだったことから、下げは限定的だった。
    
    市場では、黒田日銀総裁の会見に注目が集まっている。総裁は前回決定会合後の会見
で、消費税率引き上げを前提にして金融政策を運営しているとし、その後もデフレ脱却に
向けてやれることは何でもやると述べていたが、昨日、安倍晋三首相が増税延期を表明し
た。日銀と政権の方針の整合性について、総裁からどのような説明があるかなどに関心が
寄せられている。
    
    
    <FOMC議事要旨に関心>
 
    この日の海外時間には、テーパリング(緩和縮小)終了を決定した際の米連邦公開市
場委員会(FOMC)議事要旨が公開される。JPモルガン・チェース銀行のチーフFX
/EMストラテジスト、棚瀬順哉氏は「米連邦準備理事会(FRB)は『声明』で市場に
サプライズを与えることを望んでおらず、重要な政策変更のシグナルは議事要旨を通じて
発信する傾向が出てきている」と、その重要性を指摘している。
    
    今回の議事要旨では、利上げの時期に関する具体的な議論があったり、失業率の低下
や賃金の先高観が強調されていたりすればタカ派寄りの受け止めが出やすく、米金利上昇
を通じてドル高になりやすいという。一方、低調なインフレ率に焦点が当てられていれば
ハト派との受け止めが出やすく、米金利が低下し、ドルが下落するおそれがあるという。
    
    棚瀬氏は「直近のFOMC声明のトーンがタカ派的と市場に受け取られたこともあっ
て、議事要旨の発表を受けて背景を確認してみたら実はハト派的だったと市場が受け止め
るリスクがある」とも指摘している。
    

 (杉山健太郎)

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