December 16, 2014 / 11:43 PM / in 5 years

欧州人権裁、ロシア政府の上訴棄却 ユコス株主への賠償命令めぐり

[モスクワ 16日 ロイター] - 経営破綻したロシア石油大手ユコスの株主が同国政府に損害賠償を求めた訴訟で、欧州人権裁判所(仏ストラスブール)は16日、19億ユーロの賠償金支払いを命じた7月の判決に対する政府の上訴を棄却した。

時価総額が一時400億ドルに上っていたユコスは、ロシア政府によって解体、国有化され、資産の大半がプーチン大統領と近いセチン最高経営責任者(CEO)率いる国営石油会社ロスネフチに接収された。

欧州人権裁は7月の判決で、富豪のミハイル・ホドルコフスキー氏がかつて経営していたユコスへの対応で、ロシア政府が「公正なバランス」を欠き、過剰な税負担を強いたとの判断を示した。プーチン政権に批判的な勢力にとっては珍しく勝利とみられたものの、政府は上訴していた。

ユコスの元最高財務責任者(CFO)であるブルース・ミサモール氏は今回の上訴棄却を歓迎する姿勢を表明し、「当該株主はこの10年間、賠償を待ってきた」とコメントした。

欧州人権裁は、人権や民主主義の分野で欧州のフォーラムとなっている欧州評議会とともに、ロシア政府に対して6カ月の猶予期間を与えた。

ミサモール氏のほか、他の元ユコス幹部らが合同で明らかにしたところによると、賠償金を受け取る資格を有するのは元株主5万5000人余りという。

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