Reuters logo
ユーロ/ドル予想見直しの動き、スイス中銀のフラン上限撤廃で
2015年1月15日 / 21:28 / 3年前

ユーロ/ドル予想見直しの動き、スイス中銀のフラン上限撤廃で

[ロンドン 15日 ロイター] - スイス国立銀行(中銀)が予想外にフランの対ユーロ上限を撤廃したことを受け、大手銀行の間でユーロ/ドル 相場の予想を見直す動きが出ている。

モルガン・スタンレー、ドイツ銀行、ソシエテ・ジェネラルなどは、撤廃の発表を受けてユーロ売りを推奨した。

バークレイズは年末時点のユーロ/ドル相場を1.07ドルと予想。同行のG10為替ストラテジスト、Nikolaos Sgouropoulous氏は「非常に弱気な予想だが、一段安となるリスクが高まっている」とし、来週の欧州中央銀行(ECB)理事会の決定を待って見直す考えを示した。「何らかの発表を受けて相場予想を見直すことはほとんどないが、今回の撤廃発表は影響が大きい」としている。

ソジェンの通貨ストラテジスト、アルビン・タン氏も、同行が年末時点で1.14ドルとしているユーロ/ドル相場の予想を引き下げる方向だと明らかにした。

上限撤廃を受けて、スイスフランは円、ドル、ユーロなど主要通貨に対し急伸したが、長期的にはユーロへの影響が最も大きいと見込まれている。

市場関係者によると、スイス中銀は上限防衛のために大量のユーロ資産を買い入れるなど数少ないユーロの支援者だったが、撤廃により「最大の買い手がいなくなった」(ジェフリーズの為替ストラテジスト、スーザン・ギャラー氏)とされるためだ。

またユーロの今後を占う上で、市場がスイス中銀の発表から受け取ったメッセージの重要性も大きい。

ソジェンのタン氏は「市場では、スイス中銀が来週何らかの動きがあることを知っており、ECBより先に手を打ったとの観測が浮上している」と語った。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below