January 15, 2015 / 10:36 PM / 4 years ago

UPDATE 1-NY外為市場=スイスフラン急上昇、SNBが上限撤廃 ユーロは全面安

(内容を追加しました)

[ニューヨーク 15日 ロイター] - ドル/円    終値   116.16/19         始値   116.61/64     前営業日終値   117.33/35   ユーロ/ドル  終値   1.1630/35         始値   1.1694/96     前営業日終値   1.1787/89

15日のニューヨーク外為市場では、スイスフランが対ドルで一時28%近く急上昇した。スイス国立銀行(スイス中銀、SNB)が対ユーロで設定していた上限を撤廃すると発表し、スイスフランが主要通貨に対して全面高となった。

ユーロ/スイスフラン は、2011年9月以降無制限介入ラインとしてきた1.2000フランを突破すると、一時0.8500フランに急落。その後買い戻されて終盤は15.9%安の1.0106フラン。

ドル/スイスフラン は2011年以来の安値となる0.7360フランをつけた後、終盤は14.6%安の0.8697フランまで持ち直した。

またユーロはユーロ/スイスフランの急落の影響もあって全面安となった。市場はSNBの決定は欧州中銀(ECB)が量的緩和策に乗り出すサインと受け止め、ユーロを売り込んだ。

ユーロ/ドル は終盤の取引で1.4%安の1.6190ドル。一時2003年11月以来の安値となる1.15675ドルに沈んだ。

 こうした中安全通貨とされる円に買いが入り、ドル/円 は0.83%安の116.36円での取引となっている。一方ドルの主要6通貨に対するドル指数 は0.14%高の92.286。

SNBの決定を受けての市場の動きについてTMブローカレージ(シカゴ)の外為部門共同責任者のリチャード・スカローン氏は「SNBの発表は市場へのかなり強烈な一撃となった」とし、「市場はただただ驚くばかりだった」と述べた。

実際スイスフランを対ドルなどで売り持ちにしていたヘッジファンドや投機筋は、この日の動きで大きな痛手を受けた。

今後の見通しについては、物価低下と景気低迷に悩まされるSNBはスイスフラン高を防ぐため介入を続けるとの見方も多い。フォーリン・エクスチェンジ・アナリティクスのデビッド・ギルモア氏も「市場安定のために、SNBはさらに介入を続けるだろう」と述べている。ただロイターによれば、15日の取引で介入が行われたかどうかは確認がとれていない。

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