January 15, 2015 / 11:41 PM / 4 years ago

ヘッジファンドや投機筋、スイスフラン急騰で多額の損失

[ニューヨーク/ロンドン 15日 ロイター] - スイス国立銀行(中央銀行)が15日にスイスフランの対ユーロ上限を廃止すると発表したことを受け、大規模なフランのショートポジションを抱える投機筋やマクロヘッジファンドが多額の損失を被りそうだ。

ショートポジションの規模は35億ドル超と、1年半強ぶりの高水準に膨らんでいた中での上限撤廃となり、フランは対ユーロとドルで急騰した。

オムニ・マクロ・ファンドのストラテジスト、クリス・モリソン氏は「全ての投資家は(フラン上限という)大掛かりな政策に投資していた。政策の廃止を受けて誰もが途方に暮れている」と述べた。

米商品先物取引委員会(CFTC)が9日発表したデータによると、スイスフランに対する取組高は2万4171枚の売り越しとなり、売り越し幅は2013年6月以来の大きさとなっていた。また、オプション取引のショート662枚を加えるとショートポジションは2万4833枚、1ドル=約0.87フランのレートで計算するとショートの規模は35億ドルとなる。

マーク・インベストメンツ(米カリフォルニア州)のアクセル・マーク社長は「昨日までは堅調で、われわれの今月のリターンは2%となっていたが、スイス国立銀行の上限廃止でリターンが消えた」と明らかにした。

半面、危機を免れたところもある。

ロンドンに拠点を構えるインサイト・パレートは、昨年のうちにフランのショートポジションを解消していた。

同社外為部門トップのポール・ランバート氏は「スイス国立銀行がマイナス金利導入に動いた際のスイスフランの動きが気に食わなかった。フランは市場で売りに持ちこたえられていなかった」と述べた。

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