January 16, 2015 / 9:23 PM / 4 years ago

スイスフラン上限撤廃、ECBの量的緩和観測が背景=米連銀総裁

[シカゴ 16日 ロイター] - 米セントルイス地区連銀のブラード総裁は16日、 欧州中央銀行(ECB)が国債買い入れ型の本格的な量的緩和を計画していることが、スイス国立銀行(中央銀行)による前日のスイスフランの対ユーロの上限撤廃につながったとの考えを示した。

スイス中銀は前日、1ユーロ=1.20フランに設定していたスイスフランの対ユーロでの上限を撤廃すると発表。

ブラード総裁はこれについて、ECBが本格的な量的緩和実施に踏み切ろうとしているなか、スイス中銀による自国通貨の対ユーロ相場に上限を設定する政策は持ちこたえられなくなると指摘。スイス中銀は自国経済にプラスになるものとして上限を撤廃したとの考えを示した。

ただ、上限撤廃を受けスイスフランが急騰し、為替差損により仲介業者が破たんに追い込まれるなどの影響が出ている。

ブラード総裁はこれについて、スイス中銀は政策をうまく市場に伝達しなかったと指摘。欧州経済が減速し、ECBが国債買い入れをまもなく決定するとの観測が高まっているなかでこうした決定を行ったことで、スイス中銀は望まざる事態を招いたとの考えを示した。

ただ、「大きな影響を及ぼすにはスイス経済の規模は小過ぎる」と述べ、上限撤廃が米経済に直接影響を及ぼすことはないとした。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below