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UPDATE 4-ニュージーランド中銀が予想外の利下げ、追加緩和に含み
2015年6月11日 / 00:42 / 2年後

UPDATE 4-ニュージーランド中銀が予想外の利下げ、追加緩和に含み

(内容を追加しました)

[ウェリントン 11日 ロイター] - ニュージーランド準備銀行(RBNZ、中央銀行)は11日、市場の予想に反して、政策金利を3.50%から3.25%に引き下げた。

利下げは約4年ぶり。中銀は、経済成長鈍化や弱いインフレ圧力に言及し、追加緩和に含みを持たせた。

利下げを受け、ニュージーランド(NZ)ドルは、米ドルに対して大幅下落し、約5年ぶり低水準をつけた。

中銀は2017年までの成長見通しを引き下げ、成長鈍化と乳製品価格の下落により交易条件が悪化するなか、追加利下げが必要になるかもしれない、との認識を示した。

ロイターがまとめたエコノミスト調査では、15人中10人が金利据え置きを予想していた。残り5人は25ベーシスポイント(bp)の利下げを予想していた。

政策決定の発表前に市場 は、利下げの確率を40%織り込んでいた。現在は、向こう1年に23bpの利下げあるとの見方を織り込んでいる。

中銀は声明で「弱いインフレ圧力と見込まれる需要低迷を踏まえたうえで、中期インフレ率を中銀の目標レンジ中央に向かわせるため、オフィシャル・キャッシュレート(OCR)の引き下げは適切だ」との認識を示した。

ウィーラー総裁は政策決定後記者団に対して、中銀の予想に追加の利下げを織り込んでいる、と述べ、NZドルがさらに下げる必要があると語った。

総裁は「貿易加重平均ベースでNZドルは4月の高値から約7─8%下げたが、さらに下げる余地があると考えている」と語った。

中銀は、OCRの目安となる期間90日の銀行短期証券金利が2017年初めには3.1%になるとの見通しを示した。3月の見通しは3.7%だった。

RBCキャピタル・マーケッツのストラテジスト、マイケル・ターナー氏は「中銀は今回も市場が評価する以上に柔軟な姿勢を示した。現時点でインフレ上向きリスクをみつけるのは非常に難しく、中銀はインフレ押し上げに向けた取り組みを始めようとしている」との見方を示した。

第1・四半期の消費者物価指数(CPI)伸び率は前年比0.1%と、15年ぶり低水準を記録した。

中銀は2016年3月期にはインフレ率が中銀目標の1─3%レンジ内に戻ると予想。来年後半には2%になると見込んでいる。

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