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UPDATE 3-イントレピッドが弁済率5%に変更、スカイマーク再生計画で修正案
2015年6月11日 / 03:28 / 2年後

UPDATE 3-イントレピッドが弁済率5%に変更、スカイマーク再生計画で修正案

(スカイマーク側の主張を追加しました)

[東京 11日 ロイター] - 民事再生手続き中のスカイマーク の再生計画で、最大債権者の米航空リース会社イントレピッド・アビエーション が修正した独自の再生計画案を東京地裁へ10日に提出したことが分かった。修正案では100万円を超える部分の弁済率を5%(従来は3%)に引き上げた。同社が反対しているANAホールディングス をスポンサーとする現行案と同じ水準にそろえた。

イントレピッドが東京地裁に提出した修正案をロイターが独自に入手した。同案では、投資ファンドのインテグラルからの出資で180億円を調達し、弁済原資を捻出するとしている。ANAに代わるスポンサーは「現在、複数の航空会社と交渉を進めている」として特定の企業名を挙げていない。ただ、「複数の航空会社が極めて強い関心を持って臨んでいる」とし、「追加的スポンサー選定の可能性は極めて高い」と説明している。

これに対し、スカイマークは11日、「修正案はエアラインをスポンサーとする内容でありながら、いまだ複数の航空会社とスポンサー交渉を進めているとの記載にとどまっている」と反論。その上で、スカイマークが提出した現行案が「実現可能性の高い再生計画案だ」と主張した。

スカイマークの再生計画案をめぐっては、イントレピッドがANA支援による現行案に反対し、5月29日に独自案を東京地裁に提出。これに対し、スカイマークは今月1日に反論。スポンサーとなる航空会社が確定していない上、当初の弁済率3%は現行案より低く、弁済の原資となる金額や拠出者も決まっていないとして、現行案のほうが債権者から「多数の同意を得られる」との見解を表明していた。

イントレピッドは今回、スカイマーク側が指摘したマイナス面を一部改善し、修正案としてあらためて提出した格好だ。選定中のスポンサーとなる航空会社をめぐっては、米デルタ航空 が打診を受けたことは認めたが、交渉状況などについてはコメントを避けている。

  東京地裁は近く、7月にも開く予定の債権者集会でイントレピッド案も議論するかどうかを決定する。地裁の判断次第では、債権者に2つの再生計画案について賛否を問うことになる。

  イントレピッドは11日午後、チーフ・インベストメント・オフィサーのブライアン・ライノット氏によるコメントを発表。債権者集会で同社が策定した修正案が承認された場合には「再生債権総額の大幅な削減により、小口の債権者も含めたすべての債権者の弁済率を高めることができる」などとしている。 (白木真紀 志田義寧)

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