July 30, 2015 / 5:06 AM / 4 years ago

ガバナンス導入で投資機会到来、新ファンドで1000億円目指す=投資顧問シンフォニー

[東京 30日 ロイター] - 東京とシンガポールを拠点とする独立系投資顧問会社、シンフォニー・フィナンシャル・パートナーズの柴田一彦代表取締役は、コーポレートガバナンス・コードの導入により日本企業の変革が見込まれる今が良い投資機会になるとの考えを示した。今年5月に立ち上げたファンドで海外投資家から1000億円規模の資金獲得を目指すという。29日のロイターとのインタビューで述べた。

シンフォニーの投資スタイルは、経営陣との対話を通じて企業価値の向上を図るバリュー投資が主軸。2003年に設定されたマスターファンドでは、保有比率を継続的に高めつつ、3年以上の長期投資を基本とし、設立来で年率平均17%のリターンを挙げてきた。

日本ではスチュワードシップ・コードおよびコーポレートガバナンス・コードの導入により、「こちら(投資家)側が働きかけなくても積極的にガバナンス改革に動く経営陣が増え、株価が是正される傾向が高まった」(柴田氏)という。そのため、半年─1年程度と、従来より短い期間での投資を主体とする新たなファンドを立ち上げた。

同ファンドは海外の年金や大学基金、財団法人などから設定後3カ月で300億円以上の資金を集めたが、柴田氏は「今年12月までに1000億円を目指したい」と意欲的だ。

「足元は日本企業の経営陣が変わるかもしれない過渡期にある。投資家サイドから変革を求める声も高まってきた。日本株のバリュエーション変化が起こるチャンスだ」と柴田氏は話す。

一方、未だにガバナンス改革に無頓着な企業経営者もいると指摘する。年間で数十社を面談する柴田氏だが、「投資家との対話を拒否する企業は3割程度いる。その多くは中小型銘柄や地方企業」だという。

<シンフォニーの主な保有銘柄>

瑞光 (保有割合13.25%)

小松精練 (同9.08%)

総合メディカル (同6.30%)

理研計器 (同6.65%)

ソフトウェア・サービス (同6.90%)

エヌ・デーソフトウェア (同14.08%)

ナガワ (同17.55%)

インフォマート (同13.98%)

杉山容俊

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