November 9, 2015 / 1:34 AM / 3 years ago

9月実質賃金は前年比+0.5%、夏季賞与が2年ぶり減=毎月勤労統計

[東京 9日 ロイター] - 厚生労働省が9日発表した9月の毎月勤労統計調査(
速報)によると、物価の変動を考慮した実質賃金は前年比0.5%増で3カ月連続でプラ
スとなった。伸び率は拡大し、物価を上回る賃金の伸びが維持されたが、一方で、夏のボ
ーナスが前年比2.8%減と2年ぶりに減少した。
    厚労省では所定内・所定外賃金、特別に支払われた給与など賃金の全ての構成要素が
プラスとなっており、「基調として、賃金は緩やかに増加している」と判断した。
    他方、6月から8月が支給月の夏季賞与は、2009年(同9.8%減)以来の大幅
な下げとなった。1)1月のサンプル入れ替えの影響、2)労働者の年齢構成の変化とパ
ート比率の増加──などが影響したが、企業業績が好調なわりには所得環境の改善が緩や
かであることが裏付けられた。
    
    現金給与総額(事業所規模5人以上)は前年比0.6%増の26万5527円。3カ
月連続で増加した。
    このうち、所定内給与は前年比0.4%増と7カ月連続で増加した。所定外給与は前
年比1.4%増で3カ月連続の増加。特別に支払われた給与は前年比14.0%増だった
。
    
    現金給与総額を就業形態別でみると、正社員などフルタイムで働く一般労働者が同0
.8%増、パートタイム労働者は同0.5%増だった。
    総実労働時間は前年同月比0.9%減だった。
    
    詳細は以下のとおり。(前年比、%、▲はマイナス)
    
              8月      9月速報
現金給与総額       +0.4     +0.6
 所定内給与       +0.2     +0.4
 所定外給与       +1.6     +1.4
 特別に支払われた給与  +1.9    +14.0
実質賃金         +0.1     +0.5
所定外労働時間      ▲0.8     ▲1.8
常用雇用         +2.0     +2.0
 一般          +0.9     +1.5
 パート         +4.7     +3.3
    
    *統計の詳細は以下のURLでご覧になれます。
    here

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