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UPDATE 3-中国全国の新築住宅価格、10月は前年比+0.1% 1年超ぶりに上昇
2015年11月18日 / 02:15 / 2年後

UPDATE 3-中国全国の新築住宅価格、10月は前年比+0.1% 1年超ぶりに上昇

(アナリストのコメントを追加します)

[北京 18日 ロイター] - 10月の中国全国の新築住宅価格は前年同月比で0.1%上昇と、2014年8月以来1年超ぶりに上昇に転じた。住宅市場が安定化し、成長が鈍化している同国経済を活性化させる兆しが出ている。前月は0.9%低下だった。

全国新築住宅価格は、国家統計局が発表したデータに基づきロイターが算出した。前月比では0.2%上昇。前月の0.3%上昇からわずかに伸びが鈍った。

住宅市場は国内総生産(GDP)の15%を占めており、経済全体への影響は大きい。

ただ、大都市を除けば住宅在庫は高い水準にあり、デベロッパーは供給ペースを落とさざるを得ない状況になっているため、急速な回復は望めそうにない。

中原地産の調査部門責任者、Liu Yuan氏は「来年については、大半の市場参加者がやや悲観的な見方をしている。新築物件の建設は減少が続いており、政策効果も薄れつつある」と指摘。

ANZのエコノミストは「今後、1級都市、2級都市で価格の回復が続くだろう。中小都市は在庫調整が逆風となる」と述べた。

方正証券(上海)のエコノミスト、Guo Lei氏も「中小都市では住宅在庫が積み上がっているため、価格が将来的に大幅上昇することは見込みにくい」と述べた。

前月比で住宅価格が上昇したのは70都市中27都市にとどまり、9月の39都市から減少。在庫への懸念に関しては、習近平国家主席が前週、不動産市場の持続可能な成長のために供給過剰を減らすべきだと述べている。

国家統計局によると、住宅価格の上昇が最も顕著だったのは深センの前年比39.9%と、9月の37.6%から加速。北京市が同6.5%上昇、上海市は同10.9%上昇だった。

政府の支援措置により、住宅の価格や販売にはここ数カ月、改善の兆しがでているが、中小都市はなお低迷しており、売れ残りが新規の投資や建設を阻んでいる。その影響で、セメントや鉄鋼などの資材の需要も落ち込んでいる。

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