December 13, 2015 / 11:19 PM / 4 years ago

〔マーケットアイ〕外為:ドル121円前半、米ジャンク債ファンドが収益悪化で解約制限

[東京 14日 ロイター] -

<08:14> ドル121円前半、米ジャンク債ファンドが収益悪化で解約制限

ドルは121.05円付近で上値が重いが、日中は実需筋による押し目買いが期待され下支え要因になると予想されている。

米投資会社サード・アベニュー・マネジメント傘下の高利回り(ジャンク)社債ファンドの「サード・アベニュー・フォーカスト・クレジット・ファンド」 が実質的な破綻状態に陥ったことが市場で話題となっている。

同ファンドは、今週清算手続きを開始する予定で、投資家からの解約受付を停止した。米国のミューチュアル・ファンドの破綻規模としては、2008年の金融危機時のプライマリー・リザーブ・ファンド以降で最大となる。

リッパーによると、7月末以降の解約の急増と投資収益悪化のため、総資産額が21億ドルから10億ドルへと半分未満に減少。モーニングスターのデータでは、10日現在で7億8900万ドルにまで縮小した。

リッパーによると、年初来の投資リターンはマイナス26.98%で、ジャンク債ファンド平均のマイナス3.0%の9倍近くの損失に見舞われている。

サード・アベニューの見通しでは、清算手続きが完了するまでには1年ないしそれ以上かかるという。

サード・アベニューは投資家に宛てた書簡で、足元までの大幅な解約と流動性低下によって、ファンド存続のためには資産を大幅に安い価格で売却するしかなく、まだ出資している人々には不利益を与えることになると説明した。

ロイターの分析によると、フォーカスト・クレジット・ファンドの特徴は、ジャンク債セクターで流動性の乏しい資産への投資比率が同種のファンドの中で異常な高さになっている点だ。

約1年前の総資産額27億5000万ドルのうち18%が、こうした「レベル3」と呼ばれる非流動性証券に振り向けられていた。その後資産が目減りしたため、7月末時点でこの比率は20%に上昇した。

ファンドの資料では、化学セクターの社債投資で2000万ドル、食品・飲料セクターの社債投資で1550万ドルなどの損失が計上された。

<07:40> きょうの予想レンジはドル120.60―121.60円、下値リスクを意識

ドル/円は121.06円付近、ユーロ/ドルは1.0978ドル付近、ユーロ/円は132.97円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が120.60―121.60円、ユーロ/ドルが1.0920─1.1040ドル、ユーロ/円が132.20―133.50円。

前週末の海外市場では、株安、人民元安、資源国通貨安、原油安などリスクオフ材料が出揃い、ドルは120.59円まで下落。11月2日以来約1カ月ぶり安値をつけた。さらに、南アフリカランド/円は過去最安値を更新した。

  この日も「外部環境の悪化で(ドルの)下方向のリスクが意識される。ただ、東京市場では、1カ月ぶりの安値圏ということで、実需の需要も見込まれる」(外為アナリスト)とされ、前日の海外安値を大幅に下回ってドル安が進行する余地は限られるとみられている。

 

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

クロス円レート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(RTFX)

スポットレート(日銀公表)

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