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日本マクドナルド社長「コメントは時期尚早」、米本社の株売却検討で

[東京 9日 ロイター] - 日本マクドナルドホールディングス のサラ・カサノバ社長兼最高経営責任者(CEO)は9日の決算会見で、米マクドナルド が保有する日本マクドナルドHD株の一部売却を検討していることについて「現時点でこの問題についてコメントするのは時期尚早だ」として言及を避けた。

カサノバ社長はこの理由について「米マクドナルドは戦略的パートナーが見つかった場合のみ、保有株の一部売却を検討すると表明した段階にすぎない」と述べた。

米マクドナルドのケビン・オザン最高財務責任者(CFO)は1月25日(米国オークブルック現地時間)の決算発表で「日本市場でのビジネス成長を促進できる戦略的投資家が見つかった場合にのみ、日本マクドナルドの株式の一部売却を検討している」と表明。「現在、プロセスの端緒についたばかりだ」と語った。

<3期ぶり黒字予想>

日本マクドナルドがこの日発表した2016年12月期連結業績予想は、売上高が前年比16.1%増の2200億円、営業損益は33億円の黒字(前年同期は252億円の赤字)、当期損益は10億円の黒字(347億円の赤字)となった。現在、進めている経営再建策「ビジネスリカバリープラン」をさらに進めることで、3期ぶりの黒字転換をめざす。

だが、黒字化といっても、品質問題が発生する前の利益水準にはほど遠い。

カサノバ社長は「リカバリープランを発表してから一定の回復を果たしている。私の責任はこのプランを実行し、回復基調にある事業をさらに加速させることだ。10億円の純利益目標は必ず達成できる」と自信を示したが、品質問題以前の水準に戻る時期については「時間軸を明確に示すことは大変難しいが、なるべく早く回復していきたい」と述べるにとどめた。    (志田義寧)

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