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NY市場サマリー(6日)

[6日 ロイター] - <為替> ドルが下落した。対円では午後に一時109.36円まで下落し、2014年10月下旬以来の安値を更新した。日銀の介入警戒感が薄れた上に、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で連邦準備理事会(FRB)のハト派姿勢が確認されたことがドル売りにつながった。

安倍晋三首相が米紙ウォールストリート・ジャーナルのインタビューで、各国とも「恣意的な介入」による通貨安誘導は避けるべきだと発言したため、日銀は円高阻止のための介入に動かないとの見方が広がった。さらに3月のFOMC議事要旨では、世界経済の成長減速に起因するリスクが利上げへの慎重な姿勢を正当化するとの考えがコンセンサスだったことが分かった。

<債券> 国債利回りが上昇した。原油や株式相場が反発して、安全資産とされる国債を売る動きにつながり、償還期間が長めの債券利回りが上昇を主導した。

3月15─16日開催のFOMC議事要旨公表前は先物市場で国債の売りが殺到、利回りは取引時間中の高水準をつけた。ところが市場関係者によると、議事要旨公表後、債券利回りは上昇したものの、上げ幅をやや縮小した。

利回り上昇はテクニカルな修正との見方も聞かれた。10年債利回りが長期移動平均を大きく下回っているほか、ロイターデータによると、このほど四半期の低下幅としては、2012年3━6月期以来の大きさを記録したことが背景にある。

<株式> 上昇。S&P500とナスダックが1%を超える値上がりとなった。 米製薬大手ファイザーPFE.Nがアイルランドの同業アラガンAGN.Nを約1600億ドルで買収する計画を撤回するなか、ヘルスケア株が買われたほか、エネルギー株も上昇した。

ファイザーのアラガン買収計画が撤回されたことで、両社はより規模の小さい同業他社との統合を目指す方向へ方針転換するとの期待が広がり、ヘルスケア関連株が値上がりした。

米国の原油在庫が予想外に減少したことで原油相場は上昇。これを受けてエネルギー株に買いが入り、S&Pエネルギー株指数.SPNYは2.1%上がった。

<金先物> 原油高や米株高を背景にリスク投資意欲が回復する中、安全資産とされる金には売りが出て反落した。

この日の原油相場は米エネルギー情報局(EIA)が発表した最新週の原油在庫が大幅に減少したことから一段と上昇した。これを受けて、一時マイナス圏に沈んでいた米株相場もプラス圏に浮上。投資家心理が改善したことで「質への逃避先」である金への資金流入が減少し、利益確定の売りも重なったことから、朝方には一時1218.00ドルまで下落した。

<米原油先物> 需給不均衡が徐々に是正されるのではないかとの期待から買いが入り、大幅続伸した。

EIAが発表した週報によると、1日までの1週間の米原油在庫は前週比490万バレル減と、市場予想(ロイター通信調べ)の230万バレル増に反して大幅な取り崩しとなった。前日夕に発表された民間統計でも最新週の米原油在庫が積み増し予想に反して大幅な取り崩しとなっていたことから、原油相場は既に堅調に推移していたが、EIAの在庫週報発表後にはさらに買い進まれ、一気に37ドル台後半まで急上昇した。

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