May 10, 2016 / 2:36 AM / 2 years ago

〔マーケットアイ〕外為:ドル108円後半、麻生財務相「租税回避問題、G7会合でも議論」

[東京 10日 ロイター] -

<11:25> ドル108円後半、麻生財務相「租税回避問題、G7会合でも議論」

ドルは108.70円付近で強含み。108.75円水準に集中していたテクニカルレジスタンスを上抜けて上昇に弾みがつき、一時108.83円まで上値を伸ばしたが、目下、小幅に反落している。

  麻生太郎財務相は、タックスヘイブン(租税回避地)に関する「パナマ文書」の分析にあたる国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)が9日、タックスヘイブンに設立された約21万4000法人や、関連する企業や個人のリストをホームページで公表したことに関連して、5月20、21日に仙台市で開かれる主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議で、国際的な租税回避や脱税の防止が議論される、との見通しを示した。   

時事通信によると、公開されたのは英領バージン諸島や米ネバダ州、香港をはじめとする21カ所の登記情報など。日本関連では設立された24の法人のほか、400近い出資者などの名前があったという。

<11:05>ドル108円半ば、中国4月のCPIは前年比2.3%増

ドルは108.66円付近。

麻生発言や中国のCPIを挟んで一時108.77円付近まで買い進まれた。

中国国家統計局が10日に発表した4月の中国消費者物価指数(CPI)は、前年同月比で2.3%上昇し、事前予想の2.4%上昇をわずかに下回る結果となった。

上海総合指数は前日比ほぼ変わらずの水準で取引されている。

市場では、「中国リスクに対するマーケットの感応度はこのところ低下している。海外勢の間ではむしろ、日本の介入期待などが、短期的なドル買い戻しの材料として使われている」(国内銀)との指摘が出ていた。

<10:28>ドル108円前半、麻生財務相「米為替報告書に日本の政策は制約されず」

ドルは108.40円付近で、底堅さを保ちつつ若干上値の重さが意識されている。

麻生財務相は10日、参議院財政金融委員会で、米為替報告書で日本の為替政策は制約されないと述べた。

また、長期にわたって為替操作をしていないし、するつもりもない、とした。

さらに、為替は一方的に偏しており、さらにこの方向に進むのは断固止めなければならないと述べ、一方的な偏った状況が続くなら為替介入をすると、前日の発言を繰り返した。

為替市場の反応は今のところ限定的。前日の海外市場では、麻生財務相が為替介入をする準備があると述べたことを手掛かりに、ドル/円ショートの巻き戻しが進んだ。

米財務省は4月29日、半年ごとに議会に提出する外国為替報告書を公表し、不公正な為替政策の可能性がある3つの基準のうち2つに抵触するとして、日本、中国、韓国、台湾、ドイツの5カ国・地域を新たに設けた監視リストに載せた。

<09:20> ドル108円前半、中国4月CPIの発表待ち

ドルは108.43円付近で強含み。

石原伸晃経済再生担当相は10日午前の閣議後会見で、財政出動について各国に温度差があるのは承知しているとの認識を示した。

また、円高/株安については、ファンダメンタルズに大きな変化はないとした。

市場の反応は限定的だった。

きょうは中国4月消費者物価、同生産者物価の発表が予定されている。

市場では「中国問題への関心が全般に薄れているが、上海総合指数が続落する中で、CPIの数字が予想外に弱ければ、リスク回避的な動きになりそうだ」(金融機関)との声が聞かれた。

 

<08:07> ドル108円前半、パナマ文書でニュージーランドが課税逃れの拠点に

ドルは108.38円付近で小動き。

  タックスヘイブン(租税回避地)に関する内部文書「パナマ文書」の分析に当たる国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ、本部ワシントン)は9日午後(日本時間10日未明)タックスヘイブンに設立された約21万4000法人の情報をホームページで公開した。

同文書をもとに、ラジオ・ニュージーランド、TVNZ、ジャーナリストのニッキー・ヘイガー氏が作成した報告書によると、パナマ文書を作成した法律事務所、モサック・フォンセカは2013年、ニュージーランドを新たな法域の1つとして活用する利点を紹介。非課税や高度の機密保持、法的安全性の見地から同国を事業展開に有利な場所として積極的に推奨した。

ニュージーランドでは、特に外国信託を利用した課税逃れについて関心が集まっているが、同国のキー首相は記者団に対し、ニュージーランドが租税回避地だという見方は「完全な誤りだ」と発言。「この分野で何らかの変更が必要なら政府として検討する。必要なら行動する」と述べ、経済協力開発機構(OECD)などの勧告があれば、外国信託に関するルールを変更する可能性があることを示唆した。

NZドル/米ドル は目下0.6773米ドル付近。5月3日につけた高値0.7054ドルから続落している。資源国通貨安に連動して下落しているほか、前日の取引では、対豪ドルや対ユーロでのNZドル売りがみられたという。

<07:35> ドル107.70─109.00円の見通し、株や要人発言を注視

ドル/円は108.40円付近、ユーロ/ドルは1.1383ドル付近、ユーロ/円は123.37円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が107.70―109.00円、ユーロ/ドルが1.1330─1.1430ドル、ユーロ/円が122.70―124.00円とみられている。

前日の海外市場では、麻生太郎財務相が9日、必要なら為替介入する用意があると発言したことを受け、海外市場で「円買いしにくい地合いが広がり、ドル/円のショートカバーを誘って円安が進んだ」(外為アナリスト)。

なお、東京時間の正午付近に伝わった同発言に対して、東京市場参加者はほぼ無反応だった。

この日は、引き続き株価動向や要人発言が注目されている。

株価が続伸すれば109円を望む展開もあり得るが、108円後半にテクニカルな上値抵抗線が集中していることや、予想を下回る弱い結果となった4月の米雇用統計も記憶に新しいため、「109円台には乗せきれないだろう」(前出の外為アナリスト)とみられている。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

クロス円レート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(RTFX)

スポットレート(日銀公表)

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