May 26, 2016 / 8:31 AM / 3 years ago

〔マーケットアイ〕外為:エネルギー下落はリーマン級との議論、説得力欠くとの見方も

[東京 26日 ロイター] -

<17:22> エネルギー下落はリーマン級との議論、説得力欠くとの見方も

ドル/円は110.05円付近。欧州時間序盤に主要株価指数がプラス圏で推移する中、ドル/円は110円を回復した。

伊勢志摩サミットで、安倍晋三首相が、エネルギー価格の下落などはリーマン・ショック級との資料を提示したと伝わった。消費増税先送りの口実に用いられるのではないかとの思惑も市場では出ている。

もっとも、ニッセイ基礎研究所のシニアエコノミスト、上野剛志氏は「今回の局面とリーマン・ショック時とでは、価格の下落のメカニズムが異なり、説得力を欠く議論に見える」と指摘している。

「リーマン・ショックの際には急激に需要が『蒸発』して価格が下落した。今回の局面では、需要面というよりも、シェールオイル・ガスの台頭によって供給過剰に陥った原油・ガスの価格下落に引きずられた側面が強く、状況は異なる」(上野氏)と見ている。

<14:00> ドル109円後半で戻り鈍い、ロンドン勢の出方に関心 

ドル/円は109.75円付近で戻りは鈍い。原油価格や株価にらみが続く見通しだが、あすのイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の講演などのイベントを控えて手がけにくい局面が続いている。午前のドル/円下落を受けて買い機運がやや後退しているといい、アジア時間はこの先も方向感が出にくいとみられている。

この数日は、欧州の主要株価が上昇してリスク選好ムードをけん引するケースが多いとして、ドル/円が110円に向けて上昇するには「ロンドン勢があらためてドル買いに動くかどうか」(国内金融機関)との声が出ていた。

<12:09> 正午のドルは109円半ば、急落後は材料難で戻り鈍い

正午のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル安/円高の109.62/64円だった。前日110円半ばで伸び悩んだこともあり、朝方からドル買い機運は盛り上がりにくい地合い。109円半ばに急落後も戻りは鈍かった。

朝方110.10─20円台で推移していたドルは、午前9時過ぎに109円半ばまで急落した。ストップロスを巻き込むかたちで下げの勢いを強め、一時109.54円まで下落。その後、仲値を挟んで109.42円まで弱含んだ。

下げ局面では、短期筋の仕掛け的な円買いが入ったという見方や、アルゴリズム取引で「テロ」というワードが検知され反応したとの指摘があったが、明確な理由は明らかではない。

伊勢志摩サミットやイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の講演などイベントもあり「基本的にはポジション調整。市場には積極的なプレーヤーがいない」(国内金融機関)との声も出ていた。

<11:20> ドル109円半ば、米原油先物上昇には反応しづらい

ドルは109.62円付近。

米WTI原油先物は、一時1バレル=49.88ドルまで上昇。昨年10月以来約7カ月ぶりの高値圏となっている。原油価格の上昇はカナダドルなど原油国通貨にはプラスだが、「ドル/円へ作用するにはいったん株を挟まなければならないので、即座に反応するのは難しい」(国内金融機関)との声が出ていた。

日経平均株価はじりじり上げ幅を縮小している。

<10:03> ドル109円半ばで戻り鈍い、急落は短期筋の仕掛けか

ドル/円は109.55円付近。

110円付近から109円半ばに急落したところでは、特段の材料は見当たらなかった。短期筋の仕掛け的な円買いが入ったのではないかとの見方がでており、下がったところでストップロスを巻き込んで、下落に勢いがついたという。その後も戻りは鈍く、一時109.43円まで下げている。  

<09:26> ドル一時109円半ばに急落、買い妙味に乏しいとの声

ドルは109.82円付近。一時109.54円まで急落する場面があった。

米株高の流れを受けて日経平均株価は高く寄り付いたが、ドル/円の上値は重い。市場では「昨日もおとといも上値は同じような水準で抑えられているので、ドルを買っても妙味がない」(国内金融機関)との声が出ていた。

ただ、株価も1万7000円台に迫ってきており、「ドルががんがん売られていくこともないだろう」(同)との指摘があった。

<08:41> ドル110円前半で小動き、サミットへの期待は盛り上がらず

ドル/円は110.16円付近。

先週末の主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議で各国の足並みが揃わなかったことから、主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)に対する期待は盛り上がってない。

市場では「日本から消費増税先送りや財政出動のニュースがあれば(相場も)反応しそうだが、オバマ大統領の広島訪問が終わるまで出てくることはないかもしれない」(外為アナリスト)との見方が出ている。

一方、26日発表の5月ロイター短観(400社ベース)では、製造業DIが前月比8ポイント悪化し、3年ぶりの低水準となるプラス2まで落ち込んだ。円高でコスト低減の恩恵を受ける業種は改善したが、自動車や電機などが円高と需要減で大幅悪化した。

<07:59> ドル109.60─110.80円の見通し、イベント前に様子見ムード

ドル/円は110.18円付近、ユーロ/ドルは1.1156ドル付近、ユーロ/円は122.93円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が109.60―110.80円、ユーロ/ドルが1.1110─1.1210ドル、ユーロ/円が122.30―123.50円とみられている。

東京時間のドル/円は110円前半を中心にもみあう展開が予想される。5月20日高値110.59円が上値のポイントとして意識されているといい、市場からは「イベント前に総じて様子見ムードが強く、がんがん上がっていくシナリオは描きにくい」(国内金融機関)との声が出ていた。

前日安値は109.80円台にとどまったこともあり、大きな下押しは予想されていない。110円ちょうどを維持できるかどうか注目されている。

きょうから27日まで主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)が開催されるほか、米国で先週分の新規失業保険申請件数、4月耐久財受注などが発表される。米国の利上げの動向を確認するうえでパウエル米連邦準備理事会(FRB)理事の講演も関心を集めそうだ。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

クロス円レート(同)

通貨オプション

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