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為替こうみる:FRB高官が早期利上げ言及、市場は数字待ち=みずほ証券 山本氏

[東京 1日 ロイター] -

<みずほ証券 チーフ為替ストラテジスト 山本雅文氏>

米連邦準備理事会(FRB)高官の、早期利上げに含みを残す発言が相次いでいる。ダドリー米ニューヨーク連銀総裁は1日、FRBは利上げに慎重にあるべきだとしながら、遅めよりも早めの引き締めをより注意すべきと述べた。

前週末には、サンフランシスコ地区連銀のウィリアムズ総裁が、経済指標の内容次第で年内に最大2回の引き上げが可能との見解を示していた。

4─6月国内総生産(GDP)が市場予想を下回ったことを踏まえると、その真意を推し量るのは難しい。

米利上げ期待の後退を受けて、歴史的な高値圏にある米株価の過熱感を、FRBが気にしている可能性はあり得る。額面通り、経済指標の弱さは一時的かもしれないということを示唆したい面もあるかもしれない。

ただ、市場はこうした見方に総じて懐疑的だ。これから、英国の欧州連合(EU)離脱に関連した世界経済への悪影響も出てきかねない。原油価格も弱含んでおり、米国内の賃金上昇は鈍く、利上げを急ぐ理由もない。

数字がついてこないかぎり、追加利上げは無理だと市場は踏んでいる。目先のドル/円の上昇力は限定的だろう。98─105円のレンジを予想する。

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