[東京 29日 ロイター] - レーツビューは reuters://screen/verb=Open/URL=cpurl://apps.cp./Apps/ratesviews をクリックしてご覧になれます。
<11:10> 国債先物が小幅続落で前引け、長期金利-0.065%に上昇
国債先物中心限月9月限は前営業日比3銭安の151円44銭と小幅続落して午前の取引を終えた。前週末の海外市場で米早期利上げへの警戒感から米債が下落した流れを引き継いで売りが先行。朝方の取引開始直後に一時151円21銭と8月9日以来、約3週ぶりの水準に下落した。もっとも、良好な需給環境を背景に売りは限られ、下値で買い戻しを誘った。日銀が午前、中期・超長期を対象にした国債買い入れを通告したこともサポート要因となった。現物市場は積極的な取引が手控えられる中、先物安を受けて中長期ゾーンを中心に軟調。10年最長期国債利回り(長期金利)は同1bp高いマイナス0.065%に上昇。
午前の短期金融市場で、無担保コール翌日物はマイナス0.025%─マイナス0.06%を中心に取引された。取引金利は前週末とほぼ同水準。ユーロ円3カ月金利先物は小動き。
<10:15> 日銀が国債買い入れを通告、対象は中期・超長期
日銀は午前10時10分の金融調節で、国債買い入れを通告した。対象は「残存1年超3年以下」「同3年超5年以下」「同10年超25年以下」「同25年超」の4本。
月内1回残されていた日銀買い入れが、きょうまたは31日に通告されるとみられていたため、相場の反応は限定的。国債先物中心限月9月限は151円40銭付近で推移している。
<09:00> 国債先物が続落で寄り付く、米債安で売り先行後は下げ幅縮小
国債先物中心限月9月限は前営業日比17銭安の151円30銭と続落して寄り付いた。寄り直後に一時151円21銭まで水準を下げたが、その後は下げ幅を縮小している。前週末の海外市場で米早期利上げへの警戒感から米債が下落した流れを引き継いで売りが先行した。
市場では「国債先物は前週末夜間取引の引け値(151円04銭)に比べると、底堅い展開。イエレンFRB議長の講演内容が想定内とみており、マーケットがやや過剰に反応した感もある。月末の年限長期化などで需給環境は良好なことで、下値が限られているのではないか」(証券)との見方が出ている。
イエレンFRB議長は26日の講演で、労働市場の改善などに伴い過去数カ月間で利上げへの論拠が強まったとの認識を示した。フィッシャー副議長も年内の利上げは可能と発言。FRB高官からの相次ぐタカ派な発言を受け、米10年債利回りは一時1.63%と6月24日以来の水準に上昇した。
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