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〔マーケットアイ〕外為:ユーロ112円後半、独連銀理事「銀行部門への政治支援やめる必要」
2016年9月28日 / 02:37 / 1年後

〔マーケットアイ〕外為:ユーロ112円後半、独連銀理事「銀行部門への政治支援やめる必要」

[東京 28日 ロイター] -

<11:30> ユーロ112円後半、独連銀理事「銀行部門への政治支援やめる必要」   

ユーロは112.70円付近。ドルは100.57円付近。

前日は欧州金融セクターへの懸念を反映してユーロが弱含んだことで、ユーロ/円は高値113.58円から一時112.25円まで下落した。この日も上値の重さが意識されている。

ドイツ連邦銀行(中央銀行)のドンブレット理事(銀行監督担当理事)は27日、銀行を絶滅の危機に瀕している恐竜になぞらえ、銀行は存続するために構造的な問題に対処する必要があるとし、「銀行部門に対する政治的な支援をやめる必要がある」と述べた。

ドイツでは、米司法省から住宅ローン担保証券の不適切な販売をめぐり140億ドルの支払いを求められているドイツ銀行が前日、法令順守などの問題は政府の支援に頼らず解決すると表明。

これに続き、ノルトLB(北ドイツ州立銀行)が需要が見込めないとして社債発行計画の中止を発表したことで、銀行部門の健全性に対する不安が高まった。

<10:38> ドル100円半ば、101円トライできず弱地合い

ドルは100円半ば。朝方の安値100.25円付近から、実需のフローも手伝って一時100.65円まで上昇した。

しかし、前日の取引でも高値が100.99円と101円には届かず、ドルの地合いは依然弱いとの見方が広がっている。

「ドルは落ち着いてきたが、101円をなかなか回復できず、地合いは弱い。ただ、漠然とした介入警戒感が下値をサポートしている」(FX会社)とされ、市場では、介入警戒感もではじめているという。

「政府要人の発言の語気も次第に強まっており、現時点では困難かもしれないが、米国の了解を取り付けられれば、介入するかもしれないという見方がでてきている」(同)という。

  

<09:28> 米財務長官「金融政策への依存低下をG20が受け入れ始めた」

ドルは100.58円付近で堅調。朝方一時100.25円付近まで下落した。この日はスポ末に当たり、実需勢の売買フローが予想されている。

ルー米財務長官は26日夜、ロイターとのインタビューで、金融政策への依存を弱め、財政政策や構造改革を活用して需要を喚起し、経済の効率性を高めるべきとの米国の主張について、多くのG20諸国が受け入れを表明し始めている、と述べた。

中南米諸国を歴訪中のルー長官はまた、政策担当者は、他の国の利上げ、自然災害、政治動向、コモディティ価格の変化などがもたらす「ボラティリティ」に対して対応可能な体制を敷くべきだ、と発言。

「世の中には、振動をもたらす多くの事柄が存在する。(政策担当者は)振動が起きたとしても、遂行できるような政策を用意すべきである」と長官は述べた。

ルー長官はまた、米連邦準備理事会(FRB)が金融政策について明確な意思を示しているため、利上げを実施しても主要な新興諸国が虚を突かれることはない、との考えを示した。

<08:42> ユーロ1.12ドル前半、独首相「ドイツ銀は独金融部門の一部でしかない」

ドルは100.30円付近。ユーロは1.1217ドル付近。

ユーロは前日、ドイツ銀などの欧州金融セクターをめぐる懸念を背景に一時1.1191ドルまで下落し5日ぶりの安値を付けた。

  ドイツのメルケル首相は27日、ドイツ銀行をめぐる問題が解決されることを望むとの見解を示したが、政府はドイツ銀に対する支援を検討しているかとの質問に対し、「ドイツ銀はわが国の銀行・金融部門の1部分でしかないとのみ述べておきたい。一時的な問題に直面している場合、われわれは当然すべての企業が正しい方向に向け進んで行くことを望んでいる」とした。

同行は住宅ローン担保証券の不適切な販売があったとされる問題で米司法省から140億ドルの支払いを求められ、26日に、法令順守などの問題は政府の支援に頼らず解決すると表明している。    

ドイツ銀の株価は10.55ユーロで前日の取引を終了。一時10.18ユーロまで下落し過去最安値を付けた。ドイツ銀の株価は年初に約22ユーロだった。

欧州では銀行株を中心に株価が下落し、ドイツ国債が買われた。独10年国債利回りは一時マイナス0.161%まで低下した。

<07:58> ドル100円前半、FRB副議長「過度の利上げは避けるべき」

ドルは100.38円付近。ユーロは112.63円付近。

FRBのフィッシャー副議長は27日、大学で講演し、労働市場が引き締まりつつあることで、米国の労働者は恩恵を受け始めているとの見解を示した。

また、FRBは「過度の利上げは避けるべき」と発言し、利上げはすべきだが、時期については「分からない」とした。

さらに、金利はいずれ正常化されるが、「すぐにではない」と述べた。

また、最近発表された2015年の国勢調査で、同年の家計所得の中央値が増加したことは、米国の失業率改善が賃金を押し上げている兆候だと指摘した。

FRBは先週利上げ見送りを決定したばかりで、為替市場は「フィッシャー氏の発言に反応薄だった」(外銀)という。

<07:42> ドル99.90─101.10円の見通し、スポ末で売買交錯

ドル/円は100.41円付近、ユーロ/ドルは1.1217ドル付近、ユーロ/円は112.64円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が99.90―101.10円、ユーロ/ドルが1.1170─1.1270ドル、ユーロ/円が112.00―113.20円とみられている。   前日のニューヨーク市場終盤には、ドイツ銀行を取り巻く懸念をきっかけに欧州金融セクターに対する懸念が広がり、ドルが対ユーロで上昇した。

一方、ドル/円は、米株高や予想を上回る米消費者信頼感指数と、欧州金融懸念及び原油安など、材料が強弱入り混じり、横ばいだった。

この日は、イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長が下院金融サービス委員会で証言する予定。

きょうはスポ末で、この日の約定分の決済は月末に当たるため、「実需のフローが予想される。円高基調のなか、輸出勢は101円台で売ってくる構えだが、100円前半では輸入勢の買い需要があるとみられ、売り買い交錯するだろう」(外為アナリスト)という。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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