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日銀短観こうみる:想定レートで不安残る、内需不振も鮮明=内藤証 田部井氏
2016年10月3日 / 01:06 / 1年後

日銀短観こうみる:想定レートで不安残る、内需不振も鮮明=内藤証 田部井氏

[東京 3日 ロイター] - <内藤証券 投資調査部長 田部井美彦氏>

大企業・製造業DIは6月調査に比べ大きく落ち込んだ訳でもなく、株式市場には若干プラスに働く可能性はあるが、想定為替レートの水準は実勢に比べ楽観的であり、不安を残す内容でもある。中小企業・製造業DIは9月調査では前回に比べ改善したが、先行きはマイナス5と、マイナス幅が拡大する見立てになっている。内需の不振もはっきり表れている。設備投資に関しても、企業側は中間期決算を受けてから計画を変えてくることもあり、今後減額される可能性が十分にある。

外為市場で円高が進行したとしても、日本株に対しては日銀によるETF(上場投信)買いがある。相場は円高の影響を受けていないようにみえたとしても、実体経済にはしっかりと影響が出ている。株価の水準が変わらなくても、PER(株価収益率)だけが上昇する可能性も大きい。仮に12月に米利上げがあり、瞬間的に為替がドル高/円安方向に振れたとしても、その継続性については疑問が残る。株式市場が為替の影響をカバーできたとしても、実体経済は異なる。構造改革の必要性が意識されるところでもある。

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