Reuters logo
再送-為替こうみる:注目イベントはドル/円には不発弾、目線はFOMCへ=三菱UFJMS証券 植野氏
2017年6月9日 / 00:33 / 5ヶ月後

再送-為替こうみる:注目イベントはドル/円には不発弾、目線はFOMCへ=三菱UFJMS証券 植野氏

(検索コードを修正しました)

[東京 9日 ロイター] -

<三菱UFJモルガン・スタンレー証券 チーフ為替ストラテジスト 植野大作氏>

欧州中央銀行(ECB)理事会、コミー米連邦捜査局(FBI)前長官の議会証言、英総選挙と並んだ3つの注目イベントは、ドル/円の投資家にとって不発弾となった。ポンドやユーロが下がっても、クロス円での円高、ストレートドルでのドル高となり、明確な影響は出なかった。

FBI前長官の議会証言は事前報道の範囲にとどまった。今後の捜査進展を見る必要はあるものの、弾劾騒動まで発展するかはまだわからない。水面下の捜査に移ってくるので新情報は出にくくなる。

このため、目先の市場の関心は6月米連邦公開市場委員会(FOMC)に向かうだろう。6月FOMCでの利上げは織り込み済みでサプライズにならない。このため「材料出尽くしでドルが売られる」との話もあるが、そのような見方自体も織り込まれている可能性がある。FOMCでドルが上下のどちらに振れるかは、メンバーの金利見通しやバランスシート縮小議論の進ちょく次第といえる。

一方、ECB理事会では、フォワードガイダンスを巧みに修正し早期利上げ観測は後退した印象だ。成長見通しを上方修正した一方、物価見通しを下方修正。必要に応じた量的緩和の拡充の可能性もちらつかせた。

南欧の銀行問題もくすぶっており、利上げ観測すぐに再燃する感じではない。投機筋のユーロロングが膨らんでおり、調整するリスクがある。仏選挙後の持ち直し局面は、米利上げ後は息切れするのではないか。

英総選挙はまだ出口調査の段階ながら、与党が過半数割れという予想に反する内容が伝わっている。欧州連合(EU)との離脱交渉は、英国サイドが一枚岩でも独仏との溝が埋めるのは難しいと思われたが、一段と複雑な情勢になってきた。ポンドには、今後も重しになりやすい。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below