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再送-ユニバーサル、約20億円が会長個人の利得目的で流出の疑い
2017年6月9日 / 02:23 / 5ヶ月後

再送-ユニバーサル、約20億円が会長個人の利得目的で流出の疑い

(本文中の一部の表現を修正しました)

[東京 9日 ロイター] - ユニバーサルエンターテインメントは8日、社内の資金が適切な決済を経ずに流出し、その目的が同社の取締役会長、岡田和生氏の個人の利得を図るためだった疑いがあるとし、外部専門家で構成する「特別調査委員会」を設置したと発表した。

発表によると、2015年3月にユニバーサル子会社の香港現地法人、タイガー・リゾート・アジア(TRA)が第三者に対して行った貸し付けについて、同社の常勤監査役から今年5月、適正な社内決裁を経ていないなどの問題が報告された。

 同社のこれまでの社内調査によると、貸し付けの目的は、ユニバーサルの岡田和生・取締役会長が個人の利得を図るためだった疑いがあると分かり、ユニバーサルは「重大なガバナンス違反が発見された」としている。

TRAから第三者に送金された資金の規模は1.35億香港ドル(約19億1700万円)。送金は、岡田会長と同社の取締役で管理本部長の根岸良直氏の2人によって行われ、資金の大半にあたる1.30億香港ドルはその後、岡田会長がダイレクタ―を務める「Okada Holdings Limited」に送られていたという。

「Okada Holdings Limited」はユニバーサルの議決権67.9%を握る。

外部専門家で構成する「特別調査委員会」は、ユニバーサルに対して6月30日をめどに中間報告書を提出する予定。TRAから適正な社内決裁を経ずに流れ出た約20億円について、ユニバーサルは、回収のめどがついているため業績への影響はないとしている。

ユニバーサルは5月31日、新しい取締役の選任候補を開示し、月末に開催予定の定時株主総会で了承を得る段取りとなっていた。ユニバーサルの創業者で主要株主の岡田会長は、取締役候補から外れていた。根岸良直氏の名前もなかった。

岡田会長からコメントは得られていない。ロイターは、米国でユニバーサルと岡田会長が起こされている民事訴訟の代理人弁護士にもコメントを求めたが、回答は得られなかった。富士本淳社長からもコメントは得られなかった。

江本恵美、ネイサン・レイン

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