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再送-株式こうみる:リスク要因消化、日本株に上値余地=アムンディ 濱崎氏
2017年6月9日 / 01:53 / 6ヶ月前

再送-株式こうみる:リスク要因消化、日本株に上値余地=アムンディ 濱崎氏

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[東京 9日 ロイター] -

<アムンディ・ジャパン 市場経済調査部長 濱崎優氏>

英総選挙は最終的に議席数がどうなるか分からないので、まだ何ともいえないところだが、出口調査では保守党が314議席と報じられている。これに自由民主党の議席を加え、何とか過半数達成という形になりそうだ。英国政治に混乱をきたすことにはおそらくならないとみているが、メイ首相の求心力は大きく低下する。欧州連合(EU)離脱の交渉も、ハード路線は後退せざるを得ない。ただ当初は「ソフト・ブレグジット」が好ましいと市場参加者はみていた。株式市場は、英総選挙の結果を必ずしもネガティブにはとらないだろう。

また、コミ―米連邦捜査局(FBI)前長官の議会証言は、新味のある発言はないとはいえ、偽証が問われる場での発言自体には重みがあり、トランプ米大統領には打撃となる。だが、マーケットはすでに達観している。仮にトランプ大統領が弾劾訴追、あるいは辞任に追い込まれたとしても、後任にはペンス米副大統領らが控えている。むしろ大統領が交代した方が、共和党内の調和や議会対策などが上手くいく可能性がある。リスク要因としては吸収されてしまった印象だ。

欧州中央銀行(ECB)理事会も結果としては予想通り。大きなサプライズはなかった。見通しは成長率が上方修正、インフレ率が下方修正となり、現状を追認した格好だ。金融緩和の縮小を早める状況にはないということだが、雇用環境は改善している。年後半にかけて緩和縮小への議論が出てくることは既定路線だ。

結果として、ノイズ的なリスク要因が一つずつ消化され、市場の目がファンダメンタルズに向かいつつある。日本はそれなりの順調な景気回復基調を確保している。欧米景気も良好。新興国もインドやブラジルなど経済規模の大きい国の景気が好調だ。世界的に景気底上げの流れとなっている。日本企業への業績に素直に反映されるとの見方がより固まり、日本株の上値余地が出てくるとみている。

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