January 17, 2018 / 11:27 PM / a month ago

UPDATE 1-米地区連銀総裁ら、米経済の堅調を予想 利上げ巡り見解に相違

(内容を追加しました。)

[パームビーチ(米フロリダ州) 17日 ロイター] - 米シカゴ地区連銀のエバンズ総裁とダラス地区連銀のカプラン総裁は17日、米国生命保険協会の討論会に出席し、2018年の米経済は減税の押し上げ効果で力強く成長するとの見通しを示した。

ただ、経済が過熱状態に近いかどうかや年内の利上げの必要性については意見が分かれた。

両総裁は、今年の経済成長率は2.5%以上となり、すでに17年ぶり低水準にある失業率(4.1%)をさらに押し下げると指摘した。

ただ利上げを巡っては、カプラン総裁は経済の過熱傾向に懸念を示し、連邦準備理事会(FRB)の年内3回の利上げによる「慎重な」政策運営の必要性を確信していると発言。

一方、エバンズ総裁はインフレ率をFRBが目指す2%に到達、あるいはこれを一時的に上回らせるために、より少ない回数の利上げが「おそらく適切」と主張した。

エバンズ総裁は、インフレ率が現在の景気サイクルの終了までに目標の2%に届かない場合、FRBは次のリセッション(景気後退)との戦いが厳しくなると警告。FRBがたとえ年央まで利上げを待ったとしても、必要に応じて年内3回の利上げを行うことは可能だと述べた。

こうした見解の相違は、来月初めにFRB議長がイエレン氏からパウエル氏に交代した後も利上げを巡る議論が続くことを示している。FRB高官の大半がカプラン総裁と同様に年内3回の利上げが望ましいとしており、エバンズ総裁のようにより少ない利上げを望む意見は少数派だ。

カプラン総裁は、米10年債の利回り(現在2.5%程度)はFRBに年内3回の利上げの余地を与えているとしたで、FRBは逆イールドを回避するために動向を注視すべきだとも述べた。

一方、エバンズ総裁は、イールドカーブの形状や資産価格を懸念していないと語った。

両総裁ともに今年の米連邦公開市場委員会(FOMC)での投票権を持っていないが、金融政策の討議には参加する。次のFOMCは1月30日─31日に開催される。

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