(レートを更新しました) [ニューヨーク 19日 ロイター] - 30年債(指標銘柄 17時05分 98*09.00 3.0884% ) 前営業日終値 98*13.50 3.0810% 10年債(指標銘柄 17時05分 99*03.00 2.8555% ) 前営業日終値 99*05.00 2.8480% 5年債(指標銘柄) 17時03分 99*27.50 2.6553% 前営業日終値 99*29.00 2.6450% 2年債(指標銘柄) 17時04分 99*28.25 2.3116% 前営業日終値 99*29.25 2.2950% 清算値 前日終値 コード Tボンド先物6月限 144*17.00 144*14.00 Tノート先物6月限 120*12.50 120*11.00 米金融・債券市場では国債価格が上昇。株価が急落するなか、国債が買われた。ただ 米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、様子見ムードが根強い。 DRWトレーディング(シカゴ)の市場ストラテジストは「株安・債券高の動きがみ られる。またパウエル氏が米連邦準備理事会(FRB)議長に就任して初のFOMCとな ることから、やや不安感があるかもしれない」と述べた。 市場は、パウエル議長が一段とタカ派的な姿勢を示すのかや、FRB当局者が経済・ インフレ見通しを修正してくるのかなどに注目している。 1月消費者物価指数(CPI)の大幅な伸びを受け、年4回の利上げ観測が強まった ものの、前週発表された2月CPIは反対に伸びが鈍化した。 FTNフィナンシャル(テネシー州)の金利ストラテジストは「年4回の利上げの可 能性が示唆されれば、市場は敏感に反応するだろう」と話した。 10年債は1/32高。利回りは2.846%。 英国と欧州連合(EU)は、英国が2019年3月末にEUを離脱した後の激変緩和 措置である「移行期間」の導入で合意した。英国は20年末まで、EUの政策に関する議 決権は与えられないが単一市場と関税同盟にとどまる。 また欧州中央銀行(ECB)当局者の討議の焦点が債券購入プログラム縮小から金利 の道筋にシフトしていることが、関係筋の話から明らかになった。ECB理事会内のハト 派の一角も、債券購入の年内終了に前向きな姿勢を示しているという。 これらが材料となり欧州債券利回りが上昇し、米債券利回りも当初上がる場面がみら れた。 <ドル・スワップ・スプレッド> LAST Change U.S. 2-year dollar swap spread 29.75 (-1.75) U.S. 3-year dollar swap spread 25.25 (-1.50) U.S. 5-year dollar swap spread 14.25 (-0.75) U.S. 10-year dollar swap spread 3.25 (-1.00) U.S. 30-year dollar swap spread -14.50 (-0.50) (い)