March 23, 2018 / 5:27 PM / 3 months ago

UPDATE 1-ロシア中銀が25bpの利下げ、緩和サイクル年内の完了目指す

(情報を追加しました)

[モスクワ 23日 ロイター] - ロシア中央銀行は23日、主要政策金利を0.25%ポイント引き下げ7.25%とした。利下げは予想通り。世界的に保護主義がリスクとして台頭しているとの認識を示しながらも、今後も追加利下げを実施し、「中立的」な金融政策への移行を年内に完了させる姿勢を示した。

今回の利下げは今年に入ってから2度目。ロシア中銀は2014年終盤に通貨ルーブルの急落やウクライナ問題を巡る制裁措置から経済を守るために金利を緊急的に17%に引き上げたが、直後から利下げに着手。一時は2ケタ台に乗せていたインフレ率が今年2月には過去最低となる2.2%まで低下するなど物価上昇が収束していることから、中銀が「中立的」とみなす6─7%まで主要金利を引き下げる余地が出ている。

ナビウリナ総裁は記者会見で「現在は主要金利の引き下げに向けた余地があるとみている。中立的な金融政策への移行は年内に完了すると予想している」と述べた。

そのうえで、利下げサイクルが一時停止される可能性は否定できないとしながらも、金融政策は予見可能なものであり続け、いかなる変更も緩やかなものになるとの見方を示した。

また、世界的に保護主義のリスクが高まっているとの認識を示しながらも、ロシア経済に対する影響はこれまでのところ限定的となっているとの見方を示した。

ロシア中銀は2015年以降は外貨の購入を実施していないが、再開の可能性については、ロシアの外貨準備は中銀による介入がなくても5000億ドルに近づく可能性があると述べるにとどめた。

キャピタル・エコノミクスのアナリストは、中銀が中立的な金利は6─7%と見なしていることを踏まえると25─125ベーシスポイント(bp)の利下げ余地があると指摘。

ルネサンス・キャピタルのアナリストは、中銀は緩和サイクルのなかで現在は「ハト派」的な局面に入っていると指摘。ただインフレがこれまでの予想よりも速いペースで上向けば、中銀が発するメッセージに変化が見られる可能性があるとの見方を示した。

中銀は今年の経済成長率は1.5─2.0%になるとの予想を維持。インフレ率については第2・四半期は歴史的な低水準から上向き、年内は中銀が目標とする4%に向けて上昇していくとの見方を示した。

今回の利下げは市場で織り込み済みとなっていたため、通貨ルーブル相場の影響は限定的だった。

ロシア中銀は次回会合を4月27日に開く。

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