April 19, 2018 / 12:33 AM / 3 months ago

再送-日米首脳会談こうみる:為替面での言及なく日本株には安心材料=JPモルガン証 阪上氏

(検索コードを修正して再送します。)

[東京 19日 ロイター] -

<JPモルガン証券 チーフ株式ストラテジスト 阪上亮太氏>

市場はもう少し悪いシナリオを警戒していた部分があった。トランプ米大統領による為替への言及や、通商問題に関する踏み込んだ発言が出てくることへの警戒感があったが、会見の内容は思ったほど悪いものではなかった。日本株には安心材料になるとみている。

FTA(自由貿易協定)にしても、TPP(環太平洋連携協定)にしても、方向性としては自由貿易を進めていくものだ。これまで米国の通商政策に関して市場が懸念していたことは、保護主義が広がり経済にマイナスの影響をもたらすのではないか、ということだった。自由貿易自体は本来的には市場が好感するものであり、明確にそちらの方向を目指しているという点もマーケットにはプラスだ。

日本にとっては、引き続き為替や金融政策について米国からけん制されるというのが一番避けたいシナリオだ。対日貿易赤字を減らしたいという米国の姿勢は一貫している。これに対し日本がどういう解決策を提示できるかがポイントになる。軍装備品の購入や、エネルギー分野の輸入、農産物市場の開放という3つが焦点になるとみている。これで米国側を納得させることができれば、日本にとって米国との関係が悪くなることはないだろう。

米国との通商問題がそれほど大きなものに発展しないのであれば、次に市場が焦点とするのは日本の国内政治となる。米朝首脳会談が実現すれば、それ自体は望ましいことではあるが、安倍内閣の支持率にどれだけ影響するかは不透明な部分が残る。拉致被害者の帰国など大きな進展が見えれば、当然、内閣支持率の回復につながる。だが、それがなければ支持率への影響は出にくいだろう。

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