[8日 ロイター] - 8日中盤の東南アジア株式市場の株価は、他のアジア市場全般の動きに沿っておおむね上昇した。シンガポール市場とクアラルンプール市場は反発し、マニラ市場は1%超上げた。
マニラ市場の主要株価指数PSEiは一時1.1%上昇し、上伸率が1週間ぶりの大きさとなった。0437GMT(日本時間午後1時37分)時点では0.93%高。不動産のSMインベストメンツは一時1.7%高、四半期決算をこの日発表するアヤラ・ランドは2.5%高。
シンガポール市場のストレーツ・タイムズ指数(STI)は産業株が指数を押し上げ、0.34%高と4営業日ぶり反発。複合企業ジャーディン・ストラテジック・ホールディングスは一時3%上昇した。ベンチャー・コープは4.6%高。
一方、ジャカルタ市場の総合株価指数は一時2.1%下落し、約9カ月ぶり安値に沈んだ。1─3月期の経済成長率が前四半期から若干鈍化したことが響いた。流動性が高い45銘柄で構成される指数は2.7%安。
クアラルンプール市場の総合株価指数KLCIは金融株の主導で5営業日ぶり反発し、0.7%高。明日9日は総選挙のため休場。
バンコク市場のSET指数は0.6%安、ホーチミン市場のVN指数は0.35%高。 (アジア株式市場サマリー)
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」