August 27, 2018 / 6:23 AM / a month ago

UPDATE 1-上海外為市場=人民元、2週間半ぶり高値 基準値設定方法の調整受け

(情報を更新しました)

[上海 27日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は、ドルに対して2週間半ぶり高値。中国人民銀行(中央銀行)は24日、人民元の売買基準となる為替レート「基準値(中間値)」の算出に「カウンターシクリカル(反景気循環)な要素」を再導入することにしたと発表した。

人民銀行は「最近のドル高と貿易摩擦を背景に、外国為替市場ではいくぶん景気循環的な動きがみられる」とし、「カウンターシクリカルな要素」の再導入で、人民元は妥当で均衡した水準で安定するとの見方を示した。

米中通商協議では譲歩の兆候がほとんどみられず、大半の市場関係者は、人民元が心理的節目となる1ドル=7元の水準を試すのは時間の問題と予想していた。

みずほ銀行のアナリストはノートで「人民銀行の発表は、人民元の切り下げは貿易戦争の武器ではないというわれわれの考えが正当であることを示した」と指摘した。

人民銀行は、きょうの人民元の対ドル基準値を1ドル=6.8508元に設定した。前営業日の基準値(6.8710元)に比べて202ポイント(0.3%)の元高。ロイターの予想(6.8635元)を127ポイント上回った。

スポット市場の人民元は序盤の取引で上昇したものの、その後はプラス圏とマイナス圏を行き来する展開。6.8080元と8月8日以来の高値で始まり、中盤時点では6.8116元と、前営業日終値に比べ74ポイントの元高。

オフショア市場の人民元は、6.7818元と7月31日以来の高値を付けた。中盤時点では6.8028元。

トレーダーらによると、24日夜以降、基準値設定方法の調整が一部のドル売りにつながったものの、27日は安値拾いのドル買いが入り人民元の上値を抑制した。多くは現時点で1ドル=6.8元の水準に強力な抵抗線があるとみている。

24日の発表は、資本流出につながりかねない人民元のさらなる下落を人民銀行が心地よく感じていないことを示す新たなシグナルと受け止められた。

マッコーリー(香港)のグレーターチャイナ経済担当責任者、ラリー・フー氏は「少なくとも向こう数カ月は1ドル=7.0元の水準を守るという人民銀行の明確なシグナルに比べれば、この要素の効果自体はそれほど重要でない」との見解を示した。

人民銀行の発表後、24日のオフショア市場では元が上昇し、11週間連続の下げは回避された。対ドルの年初来での下落率は4.5%に縮小した。

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