September 19, 2018 / 8:13 AM / a month ago

UPDATE 1-金融緩和、いつまでも続けたいわけではない=黒田日銀総裁

(内容を追加しました。)

[東京 19日 ロイター] - 日銀の黒田東彦総裁は19日、金融政策決定会合後に記者会見し、「金融緩和にしても金融引き締めにしても、いつまでも続けたいということはない」と述べた。物価2%目標に向けて金融緩和を続ける方針を改めて強調する一方、早期に目標を達成して金融政策を正常化させたい意向を示した。

日銀は7月の前回会合で、副作用に配慮する形で、長期金利の上振れを一定程度容認するなど、政策の枠組み修正を決定。今回の会合でも、その方針を維持することを決めた。

黒田総裁は、政策修正後の国債市場動向について「ひところよりも取引が活発化し、国債の値動きも幾分増している」と分析した一方、「例年夏場は市場取引が細りやすく、実勢が見極めにくい。このタイミングで今回の措置の効果を評価するのはやや性急だ」と述べた。

出口戦略を巡っては、安倍晋三首相が14日の自民党総裁選の討論会で、異次元緩和を「ずっとやっていいとは全く思っていない」と言及。黒田総裁は、首相発言へのコメントは控えたが、「物価目標をできるだけ早期に達成して正常化プロセスに入りたいというのは、どこの中央銀行でも同じだ」とした。

通商問題など海外発のリスク要因を巡っては「メインシナリオを変える状況ではないが、やや強まったとみている」と指摘した。米中の貿易摩擦が長期化する中、「当事国だけではなく、サプライチェーンを通じて世界経済全体に影響を及ぼす可能性がある」との認識を示した。 (梅川崇)

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