September 20, 2018 / 9:05 AM / 3 months ago

UPDATE 2-スイス中銀、金利据え置き 19・20年のインフレ見通し引き下げ

* スイス中銀、中銀預金金利を-0.75%に据え置き

* スイス中銀、3カ月物LIBOR誘導目標レンジをマイナス1.25%─マイナス0.25%に据え置き

* スイス中銀:必要なら為替市場で引き続き積極的に行動、全体的な為替状況を考慮

* スイス中銀:スイスフランは過大評価、外為市場の状況は依然脆弱 (内容を追加しました)

[チューリヒ 20日 ロイター] - スイス国立銀行(中央銀行、SNB)は20日、主要政策金利の据え置きを決定し、超緩和的金融政策を維持した。為替レートを巡る状況は「脆弱(ぜいじゃく)」で、世界で貿易摩擦や保護主義が拡大しているとした。

中銀は3カ月物LIBOR誘導目標レンジをマイナス1.25─マイナス0.25%で維持。ロイターのまとめた予想でもエコノミスト36人全員が据え置きを予想していた。

中銀預金金利もマイナス0.75%に据え置いた。またスイスフランの上昇に対応するため、引き続き介入の用意があると表明した。

中銀はフランが「過大評価」されているとの表現を維持し、このところのフラン高は為替市場が「脆弱」であることを示していると指摘した。

今年の経済成長率見通しは2.5─3%とし、6月に示した「2%前後」の見通しから上方修正した。

今年のインフレ見通しは0.9%に据え置いた。2019年と20年の見通しはそれぞれ0.8%と1.2%に引き下げた。

20年の従来見通しは1.6%だった。

インフレ見通しの引き下げは、中銀が超緩和的政策を来年後半以降まで維持する可能性が高いことを示唆している。

中銀の物価安定目標は2%弱。

クレディ・スイスのエコノミスト、マキシム・ボテロン氏は「中銀は長期インフレ見通しを大幅に引き下げた。それによって今後3年間は利上げをほとんど考慮しないことを示唆している」と述べた。

またING銀行のエコノミスト、シャーロット・ド・モンペリエ氏は、今後数カ月以内にリスクが増大し、フランに安全資産への逃避フローが流入しかねないとの懸念から、中銀は慎重になっていると指摘した。

フランの対ユーロ相場は中銀の決定を受けて下落した。

中銀のジョルダン総裁は金融政策の現状維持を決めた理由についてSRFテレビで、フランのこのところの上昇が最大の要因になったと説明した。

総裁は「フランは上昇し、金融状況の引き締まりにもつながった。われわれの金融政策が引き続き拡張的でなければならない最大の理由でもある」と述べた。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below