October 16, 2018 / 11:33 PM / a month ago

UPDATE 1-中国の米国債保有、2017年6月以来の低水準=8月対米証券投資

* 8月対米証券投資、1082億ドルの買い越し=米財務省

* 8月の海外投資家による米長期有価証券投資(株式スワップ等除く)、1318億ドルの買い越し=米財務省

* 8月の海外投資家による米財務省証券投資、631 億ドルの買い越し=米財務省 (内容を追加しました)

[ニューヨーク 16日 ロイター] - 米財務省が公表した8月の対米証券投資統計によると、中国の米国債保有額が3カ月連続で減少し、2017年6月以来の低水準となった。新興国市場が不安定化するなか、人民元相場を支えるために米国債を売却した可能性が指摘されている。

中国勢の米国債保有額は1兆1650億ドルと、前月の1兆1710億ドルから減少。ただ、米国を除く国別保有高で首位を維持した。

BMOキャピタルマーケッツ(ニューヨーク)の金利ストラテジスト、ジョン・ヒル氏は「恐らく中国の通貨を支え、日々のフローを管理する目的があったのだろう」との見方を示し、「8月は新興国市場の振幅が大きくなった月でもあり、8月半ばには人民元が若干下落した」とも指摘した。

8月には米中貿易摩擦が激化し、中国が米国債の売却で報復することへの懸念が浮上した。

ただ、BMOのヒル氏は、中国の保有額が小幅な減少にとどまったことなどから、8月の統計は中国が報復行動に出たことを示す証拠にはならないと分析した。

日本の米国債保有額は1兆0290億ドルと、前月の1兆0350億ドルから減少し、2011年10月以来の低水準を記録した。

海外投資家による米財務省証券投資は631億3000万ドルの買い越しと、買い越し額は前月(189億4000万ドル)の3倍以上に膨れ上がり、2015年6月以来の高水準を記録した。民間投資家が555億7000万ドルの買い越しとなり、全体をけん引した。

アナリストらは、米国債の利回りが他の主要国の債券と比較して高水準にあることを反映しているとの見方を示した。

米10年債利回りは月初に3.0%、月末は2.85%を付けた。

海外投資家による米長期有価証券投資(株式スワップ等除く)は1318億ドルの買い越しで、2カ月連続の買い越しとなった。

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