October 25, 2018 / 3:28 AM / 21 days ago

再送-為替こうみる:株安でリスク回避のドル買い、最終的にはドル売りへ=SMBC日興 野地氏

(検索コードを修正して再送します)

[東京 25日 ロイター] - <SMBC日興証券 為替外債ストラテジスト 野地慎氏>

ドル/円相場については、現状では世界的な株安を背景とするリスク回避のドル買いが、円買いに先行している状況だ。米実質金利が高止まりしているため、ドルはいっそう買われやすい。

ただ、リーマンショック後も、当初は、ドルが先行して買われたが、その後は、逆資産効果が実体経済に及び、実質金利が低下して、ドル売りに傾斜していった。

今回も、株価の下落が継続すれば、先行き米国の消費は抑圧され、実質金利が低下して、最終的にはドル安/円高の流れとなるだろう。

米国を筆頭とする株安の原因は、昨年みられた中国の過熱経済の巡航速度化と、米連邦準備理事会(FRB)の金融政策の正常化にあると考えている。

原油価格が下落するなかで、FRBの利上げ継続に備える債券市場で米国債利回りが高止まりした結果、実質金利が上昇し、金利上昇によって株安が促されているという構図となっている。

こうしたなかで、FRBは10―12月期の米国債の再投資削減額を予定通り240億ドルから300億ドルに拡大し、MBS(不動産担保証券)を160億ドルから200億ドルに拡大した。

FRBのバランスシート縮小とドルの実質金利の上昇が同時進行し、中国・新興国の景気減速が続く中で、リスク資産が調整しないほうが不自然だとも言える。

さらに、欧州では、欧州中央銀行のAPP(資産買取プログラム)が300億ユーロから150億ユーロに減額された。今月以降はリスクマネーの引き揚げが世界的に意識されやすく、グローバルに株式市場下落の蓋然性が高まりやすい。

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