August 5, 2019 / 11:27 PM / in 2 months

再送-リスクオフこうみる:「ループ」に戻れない警戒感=JPAM 重見氏

(誤字を修正して再送します)

[東京 6日 ロイター] -

<JPモルガン・アセット・マネジメント グローバル・マーケット・ストラテジスト 重見 吉徳氏>

マーケットではこれまで、貿易摩擦への懸念が高まりリスクオフになった後に、米国と中国が歩み寄りをみせたり、FRB(米連邦準備理事会)の金融緩和姿勢が示されるなどして、リスクオンに戻るというループ(循環)が続いてきた。しかし、今回はそのループに戻れないかもしれないという警戒感が投資家に広がっている。

中国当局が1ドル=7元を超える人民元安を容認したことは、米国との通商交渉をあきらめた可能性があると市場では受け止められている。トランプ米大統領が対中追加関税第4弾を9月1日に発動する考えを示す一方、中国は米農産物の輸入を停止した。両国にとって経済のことを考えれば、やめた方がいいのだが、どちらも譲れない状態になっているようだ。

2015年のチャイナ・ショック当時と比べれば、まだ株価の下落率などは小さい。しかし、今回は米中対立の中で景気後退のリスクが警戒されている。株価下落が続けば、選挙を控えるトランプ米大統領から何らかの対応策が出てくるであろうし、FRBもさらなる追加緩和に動くかもしれない。だが、中国がそこに乗ってくるかはまだわからない。

米国やドイツの債券市場では、長いゾーンの金利低下が目立っている。景気後退で、しばらく金利は上がってこないということを織り込んでいるのかもしれない。

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