February 6, 2019 / 4:25 AM / 5 months ago

UPDATE 1-シドニー外為・債券市場=豪ドル下落、豪中銀が利下げへの道開く

(内容を追加しました)

[シドニー 6日 ロイター] - オセアニア外国為替市場では、オーストラリア準備銀行(RBA)のロウ総裁の講演を受けて豪ドルが下落している。

豪ドルの対米ドル相場は1%安の0.7163米ドル。

ロウ総裁は、次の金利の動きが上下方向のどちらにもなる可能性があることを示唆し、長く維持してきた引き締めバイアスからシフト。国内外で下向きのリスクが増大していることから投資家の間で年内に利下げが必要になるとの見方が高まった。

金利先物市場は現在、年末までに25ベーシスポイント(bp)の利下げが実施される確率を68%織り込んでいる。総裁の講演前は50%だった。

豪債券先物は上昇。3年物は8ティック高の98.330。豪2年債利回りは1.80%と、2017年12月以来の低水準。

ロウ総裁は、経済見通しについて楽観的な見方を維持しつつ、失業が増え、インフレの停滞が続く場合、利下げする可能性があるとの考えを示した。

総裁は講演で「ここ1年間は、次の金利の動きは下に向かうよりも上に向かう可能性が高かったが、現時点ではその可能性はより均衡しているもようだ」と述べた。

CBAのシニアエコノミスト、ガレス・エアード氏は「総裁は、RBAのフォワードガイダンスを中立スタンスに転換した」と指摘。

「総裁は依然として利下げには消極的だとみられるが、利上げ時期も以前の予想より遠のいたようだ。このため、われわれは利上げ時期の予想を2019年11月から2020年11月に修正した」と述べた。

ロウ総裁は、RBAが労働市場について楽観的な見方を維持していることを強調。しばらく先になるにしても、次の金利変更が利上げとなることは「十分にあり得る」との見解を示した。

NABのチーフ・マーケット・エコノミスト、アイバン・コルホーン氏は「失業率と労働市場の見通しが、金融政策の鍵を握ることは明らかだ」とし、「RBAは忍耐強くなれる余地があると考えている。ただ、年内に金利変更があるとすれば、利下げしかない公算が大きい」と述べた。

豪ドルは、対ニュージーランド(NZ)ドルで0.8%下落し、1豪ドル=1.0411NZドル。これを受け、NZドルは対米ドルで1NZドル=0.6882米ドルで取引されている。

6日のNZ市場は祝日のため休場。

ブラジルの資源大手ヴァーレは、鉱山の操業停止を受け、鉄鉱石などの販売契約で不可抗力条項を発動。これを受け、鉄鉱石価格は急伸しており、豪ドルの一定の支援材料となっている。

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