March 13, 2019 / 1:58 AM / in 7 months

再送-為替こうみる:英固有の問題となったブレグジット、ポンドの下げ限定的か=FXプライム 上田氏

(検索コードを修正しました)

[東京 13日 ロイター] -

<FXプライムbyGMO 常務取締役 上田眞理人氏>

前日は、メイ首相の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)修正案が大差で否決されたにもかかわらず、英ポンドは1.3ドルを割り込まずに踏み止まった。

ポンドの打たれ強さについては、いくつかの原因が考えられる。

まず一つは、ブレグジットに対する市場の位置付けの変化だ。2016年の英国民投票時はブレグジットは確かに「グローバルな案件」だったが、時を経て「英国とEUの案件」として地域化した。

そして最近の英国政界の混乱をみるにつけ、「英国固有」の問題としてさらに限定的な位置づけになっている。

ポンドは今後も乱高下するとみているが、メイ首相が全てを投げ出し辞任するような想定外の事態が発生しない限り、国民投票時にみられた勢いでポンドが下げ幅を拡大することはないだろう。

一方、外為市場はブレグジット期日の延期を期待しているため、延期がすんなり決まる以外に、ポンドが反発する道もないだろう。

ポンドの下落が大きくならないもう一つの理由は、強さを欠く米国経済とドル相場だ。

前日の米国債市場では、米消費者物価指数(CPI)の伸びが小幅にとどまったことで、米連邦準備理事会(FRB)が年内は政策金利を据え置くとの見方が強まり、長期金利が低下した。

市場は現時点で米国の利下げまでは織り込んでいないものの、米経済や金融政策に対する先行き懸念が払拭できない中で、ブレグジットを巡りポンドを売る材料が出たとしても、ドル買い/ポンド売りが一気に、または継続的に、広がるような場面を思い浮かべるのは難しい。

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