March 19, 2019 / 1:33 AM / a month ago

再送-UPDATE 1-家計の金融資産が10四半期ぶりに減少、12月末に1830兆円 株価下落で

 (グラフィックを追加しました)
    [東京 19日 ロイター] - 日銀が19日に発表した昨年10─12月期の資金
循環統計によると、家計が保有する金融資産残高は12月末時点で1830兆円となり、
前年に比べて1.3%減少した。前年比マイナスは10四半期ぶり。株価下落により、投
資信託や株式の残高が減少したことが要因。12月末としては、10年ぶりに前年末比減
少となった。

    家計の金融資産のうち、保有の過半を占める現金・預金は984兆円と同1.6%増
加したものの、10―12月期の株価下落を受けて、家計が保有する株式の時価評価額が
減少。株式残高は175兆円と同15.3%減少した。減少は8四半期ぶりで、減少幅は
09年6月末の16.95%減以来の大きさとなった。投資信託も同12.4%減となっ
た。
    
    企業の金融資産も同4.5%減の1142兆円となり、10四半期ぶりに減少した。
株式残高が330兆円と同19.1%減少するなど株価下落が影響した。現預金は同3.
8%増の262兆円となった。
    
    国庫短期証券や財融債を含めた国債残高は同1.6%増の1111兆円。このうち大
規模な国債買い入れを続けている日銀が478兆円を保有し、残高は過去最高を更新した
。ただ、国債残高に占める比率は42.99%と、9月末の43.00%からわずかに低
下。日銀では、中央銀行と市場全体で時価変動の出方が異なるほか、日銀による短期国債
の保有減が影響していると説明している。比率が低下したのは、12年3月末以来のこと
。海外は残高が同9.5%増の134兆円、保有比率は12.1%となり、それぞれ過去
最高となった。
    
    10─12月期に年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)や共済年金など「公
的年金」は、長期国債(財融債含む)を3822億円売り越した一方、株式を1兆158
5億円、外国証券を1兆9944億円いずれも買い越した。 
         
        
 
    
 (清水律子)
  

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