March 25, 2019 / 6:50 AM / 3 months ago

UPDATE 1-FRB、様子見のアプローチが賢明=シカゴ地区連銀総裁

(情報を追加します)

[香港 25日 ロイター] - 米シカゴ地区連銀のエバンズ総裁は25日、下振れリスクの浮上と不透明感の高まりを踏まえると、連邦準備理事会(FRB)は経済指標をさらに見極めた上で次の金利変更を利上げとするか利下げとするかを決めることが賢明だと述べた。

香港での講演の準備原稿で見解を示した。

総裁は「もし成長率が潜在力に近い水準で推移し、インフレの勢いが増すなら、ある程度の追加利上げが長期的に適切になるかもしれない。経済が長期的に持続可能な成長軌道で落ち着き、インフレ率が2%の目標付近で対称的に推移することを確実にするためだ」と指摘。

一方で「反対に、経済活動が予想以上に縮小したり、インフレやインフレ期待があまりにも低い場合には、据え置きか、おそらく緩和さえも必要になる可能性がある。適切な緩和を提供し、我々の目標を達成するためだ」との見方を示した。

エバンズ総裁は今年の連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を持つ。

総裁は1月、FRBが今年2回利上げする可能性も十分にあるとの見方を示していた。

今回の講演はそうしたシナリオを完全に否定するものではないが、総裁は、世界経済と通商政策を巡る不透明感が増しており、昨年秋以降、経済見通しに対する自身の楽観度が低下していると発言。最近の経済指標は予想を下回っているとの認識を示した。

3.8%という失業率を背景に個人消費やインフレが加速するシナリオなど、上向きのサプライズが起きる可能性もあるが、自身の中では下向きのシナリオが「立ち現われてきている」という。

また、物価の上昇が始まった場合でも「足元のインフレ圧力がいかに抑制されているようにみえるかを踏まえれば、2.25─2.5%に上昇しても、現時点では個人的に大きな懸念要因とはならない」とし、将来の利上げ実施のハードルが高いことを示唆した。

アトランタ地区連銀のボスティック総裁も22日、利上げと利下げのいずれも検討対象だと述べている。

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