April 8, 2019 / 3:35 PM / 2 months ago

UPDATE 1-イスラエル中銀、金利据え置き 近い将来の利上げないと示唆

(情報を追加しました)

[エルサレム 8日 ロイター] - イスラエル中央銀行は8日、政策金利を0.25%に据え置くことを決定すると同時に、2020年にかけて金利上昇のペースは一段と緩やかになるとの見通しを示した。

中銀は昨年11月に予想外の利上げを実施した後、今年1月と2月は据え置きを決定。据え置きは今回で3回連続となる。インフレ率が1%を若干超える水準で安定的に推移するなか、 ロイターが実施したエコノミスト調査では13人全員が据え置きを予想していた。

2月のインフレ率は1.2%。政府はインフレの目標レンジを1─3%に設定しており、中銀は2%近辺とすることを目指している。

ヤロン総裁は記者会見で「政策に短期的な影響を及ぼす可能性のある数点の主要な要素を巡り、現時点で不確実性が存在している」と述べ、外国為替相場、諸外国の金融政策を含む世界的な経済情勢、実体経済の展開、イスラエル新政府の政策などを例として挙げた。

その上で、利上げの短期的な道筋は、特に米連邦準備理事会(FRB)などの国外の金利水準に左右されると指摘。このほか、インフレや政府の財政赤字拡大阻止に向けた政策などの影響も受けると述べた。

9日投開票の総選挙については、次期政権の財政政策を巡り不確実性が存在すると述べるにとどめた。

ただ、内需が堅調となっているほか、労働市場で見られていたひっ迫も緩和しつつあるとし、経済成長はおおむね堅調との見方を示した。

中銀のエコノミストの最新の見通しによると、インフレ率は19年は1.5%、20年は1.6%。政策金利については、19年第3・四半期末にかけ0.5%ポイントの利上げが実施された後、20年には2回の利上げが予想され、同年末までには政策金利は1.0%になるとの見通しが示された。中銀が1月に示した20年末の金利水準の見通しは1.25%だった。

中銀はこのほか、19年の経済成長率見通しを3.2%とし、従来の3.4%から下方修正。ただ20年については3.5%を維持した。18年の成長率は3.3%だった。

ヤロン総裁は「成長が堅調なぺースで継続し、インフレが緩やかに上昇するとの基調的なシナリオが現実のものとなれば、金利を段階的に慎重に引き上げていくことと整合性が取れる」と述べた。

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