April 22, 2019 / 2:39 AM / 3 months ago

再送-為替こうみる:各国の政策ミス修正で円高リスクは後退=FPG証券 深谷氏

(検索コードを修正しました)

[東京 22日 ロイター] -

<FPG証券 取締役 深谷幸司氏>

年初の為替市場では、通商交渉や英国の欧州連合(EU)離脱、主要国の金融政策の運営ミスが意識され、リスク回避に傾きやすい地合いがあった。

しかし、ここへきて、米連邦準備理事会(FRB)が利上げを休止し、9月にバランスシート縮小も終了することを決定し、昨年から金融政策の正常化の棚上げを宣言していた欧州中央銀行(ECB)は、長期資金供給オペ(TLTRO)の9月再開を決定した。

欧米の金融政策の修正を受け、日本の長期金利の上昇圧力も後退している。

ブレグジットを巡る政策リスクは合意なき離脱による市場の混乱とその波及だが、離脱期限を10月末まで延長したことで、当面は混乱に陥るリスクが回避された。

米中通商交渉を巡る政策リスクは交渉決裂だが、一連の報道では、早ければ5月中にもなんらかの合意に至る可能性が高まっているようだ。

また、デレバレッジ政策の推進を背景に景気減速が懸念された中国では、デレバレッジの代わりに景気刺激策が採用され、これを受けて、最近の経済指標は持ち直しをみせている。

各国の金融政策、外交政策、通商政策、経済政策の修正を受けて、金融市場ではリスクバランスが均衡・改善してきている。このため、市場がリスク回避に傾くと、逃避先通貨として買われやすい円の上昇余地は限定されるだろう。

ただ、ドルの上値余地も現時点ではそれほど大きくない。

ドルが113円、114円と上値を試すには、年末に向けて米国経済の見方がさらに強くなり、FRBの次の一手が利上げとの見方が強まることが必要だろう。

大型連休後を挟むドル/円のレンジは110.00―112.50円を予想する。

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